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準備

インストールを効率的に行なえるように、以下のことを事前に準備しておくことが重要です。

  1. 開発環境のデータベースのエクスポート。 このデータベースのエクスポートは、CA 承認の各スクリプトを使用して実行する必要があります。これらのスクリプトでは、抽出(ダンプ)ファイルを作成して、実稼働システム上のソフトウェアにそのファイルをインポートし戻すことができます。

    注: このエクスポートは十分な権限を持つデータベース ユーザが実行すること、およびこの同じユーザがデータベースへのインポート時にアクセス可能であることが重要です。 このためには、「oblicore」アカウントを使用でき(このアカウントは各システムに必ず作成されるため)、また代わりに「sys」アカウントを使用することもできます。 ただし、「sys」のパスワードがインポート処理の実行を可能にするターゲットのデータベースで利用可能であることを確認してください。

  2. データベース スクリプト - DBA がデータベース作成スクリプトを変更したい場合、変更したスクリプトの CA の DBA による確認を事前に行なってください。 インストールを順調に行なえるように、これらのスクリプトは事前に確認して準備しておく必要があります。 データベース設定がローカル ポリシーに準拠することを保証するために、CA のデータベース管理者によって承認される必要があるコメントおよび変更を、多数の組織が保持していることはよくあることです。
  3. データ ソースのアクセシビリティ - マニュアル操作でデータ ソースにアクセスできる必要があります。また、アダプタがデータ ソースに接続できるように ODBC 接続を設定します。
  4. サーバのセキュリティ - アプリケーションと Web サーバの両方で、ローカル管理者権限を持つユーザ プロファイルが必要です。 データベース プラットフォームが標準の Windows OS の場合、ローカル管理者権限を持つユーザ プロファイルも必要です。 UNIX プラットフォームについては、データベース管理者に、サーバ上にデータベースを作成するための適切な権限が必要です。
  5. インターネットへのアクセス - これにより、システム管理者は、必要な場合に任意のオペレーティング システムまたはアプリケーションの更新のために、インターネットに接続することができます。
  6. 標準のユーザ デスクトップ PC(アプリケーション機能のテスト用) アプリケーションでは、インストールされるいくつかの ActiveX コントロールの使用が必要になることに注意してください。ActiveX コントロールは、多くの場合組織のセキュリティ ポリシーによって制限されています。
  7. 関連スタッフのトレーニングのスケジュール - スタッフがユーザ受け入れトレーニングを実施して、システムの使用を開始できるようにする導入用トレーニング