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契約をアクティブ化する方法(契約マネージャ)

契約の有効化はそのコミットにより実行されます。 (詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。)

契約の有効化により、契約のメトリックの計算を開始し、また契約の結果の生成を開始するめるために、エンジンがトリガされます。

契約をアクティブ化する前に、以下の条件がすべて満たされているかどうかを確認してください。

契約が 1 回コミットされている場合、有効化が正常に開始されているかどうか、およびその計算が予想どおりに進捗していることを確認します。

以下の手順に従います。

  1. CA Business Service Insight のサービス コンポーネントのすべてが開始されている(特に計算エンジン。これには PSLWriter と PenaltyWriter の両方が含まれています)ことを確認します。 計算が必要な場合は、必ずサービス コンポーネントをすべて実行することをお勧めします。
  2. 契約を診断します。契約診断機能では、すべての契約メトリック(および使用される場合はペナルティの計算式)に対して実行された一連のテスト結果が表示されます。 テスト結果の重大度が提示される解決手順と共に提供されます。 契約をアクティブ化した場合は、その契約の計算の完了後と同様に、必ず診断を実行することをお勧めします。
  3. [計算ステータス]の自由形式レポートを生成します。 このレポートは、CA Business Service Insight の初期インストールの一部としてバンドルされ、「Admin Reports」バンドル フォルダ内にあります。 このレポートは、計算の進捗状況に関する情報を提供し、PSL エンジンが進捗しているかどうか、計算が完了しているかどうかを確認するために、この時点で使用できます。 このレポートを確認して、計算になんらかの潜在的な問題が存在するかどうかを評価します。

このレポートには、以下の列フィールドがあります。

フィールド

説明

契約

契約の名前が保持されます。 リストには、有効または無効な契約の名前が含まれます。

メトリック

[契約]内のメトリックの名前が保持されます。 リストには、各[契約]内に含まれているメトリックがすべて含まれます。

トラッキング期間

メトリックの計算期間が保持されます。 リストには、アクティブで、メトリックの粒度定義に基づくエージェントに従ったメトリックの計算時間単位ごとのエントリが表示されます。 計算期間がトラッキング期間の場合では、これが注目されます。

表示日付までに更新

前回の結果の更新時間が保持されます。 これは、特定のメトリックの結果がこの日付まで利用可能であることを示します。 たとえば、01/01/2006 が表示されている場合、これは、その時間単位のそのメトリックの結果がすべてこの日付までに更新されること、およびレポートがこの日付までその結果に利用可能であることを示します。

最後のサイクル開始時刻

メトリックの結果が更新された計算が開始した時の時間とサイクルが保持されます。

再計算開始が必要になる日付

エンジンで再計算用のあるメトリックをタグ付けし、それがまだ更新されていないケースでは、結果が関連せず、そのため更新が必要になる時間を指定した、生成された日付がここに表示されます。 これは、再計算のいずれのケースでも発生する可能性があります。

[前回の更新時刻]

エンジンで前回の結果を持つレコードを更新した時間。

処理したエンジン番号

特定のメトリックの計算の処理を行なうために割り当てられたエンジンの番号が保持されます。

このレポートでは、利用可能な Raw データに基づいた以下の情報も提供できます。