パラメータは、ビジネス ユーザに計算式のスクリプトを編集することなく、グラフィカル ユーザ インターフェース(GUI)を使用してそれらの値を表示して変更する、迅速で直観的な方法を提供します。
ビジネス ロジック内でのパラメータの使用により、システム全体で広く利用できる一般的な計算式の作成が可能になり、またモジュールの使用が最適化されます。
パラメータは、契約またはメトリックのレベルで定義できます。 メトリック レベルのパラメータは、[メトリック詳細]の[目標ステートメント]タブに表示され設定されます。 ビジネス ロジックは、メトリック レベルのパラメータにのみアクセスできます。このため、メトリック内から契約パラメータにアクセスするために、別のタイプのパラメータがメトリック内のローカルに作成されます。 このパラメータは動的パラメータと呼ばれます。また、これは契約レベルのパラメータからの参照としてその値を取ります。 動的パラメータで許可される参照値は、メトリックの親契約内で定義された参照値のみです。
パラメータ タイプ
計算式のコードからのパラメータの値にアクセスするには、Parameters オブジェクトを使用して、パラメータ名を参照する必要があります。
例:
Parameters("Threshold")
(これは値を呼び出す簡略的な方法であることに注意してください。通常、これは Parameters.Item("Threshold") として行なわれます。)
また、テーブル タイプのパラメータは以下のとおりです。
Parameters("Table")("Word")("Price")
(ここで、"Word" と "Price" の値は、それぞれテーブル化されたパラメータの行名と列名です)
テーブル パラメータは、以下のキーポイントに従ってのみ使用してください。
これにより、パラメータで使用されたメモリが解放されます。またエンジンで各パラメータの呼び出し時、および「OnXXXEvent」(これは 1 つのメトリックにつき何千回も呼び出される可能性があります。)ごとのパラメータのマップ作成が防止されます。
以下のコードでは、テーブル パラメータの正しい使い方を示しています。
Option Explicit
Dim sum
Dim myParamTable
Sub OnLoad(TIME)
Set myParamTable = Parameters("MyTableParam")
End Sub
Sub OnRegistration(dispatcher)
dispatcher.RegisterByResource" OnEvent", "EventType", "ResourceType"
End Sub
Sub OnPeriodStart(TIME)
sum = 0
End Sub
Sub OnEvent(eventDetails)
If Context.IsWithinTimeslot Then
sum = sum + 1 * myParTimeSlotamTable("firstRow")("secondColumn")
End If
End Sub
Function Result
Result = ( sum * myParamTable("secondRow")("thirdColumn") )
End Function
以下のメソッドは、コード内で作成されたパラメータ オブジェクトごとに利用可能です。
|
パラメータ |
説明 |
|
IsExist |
param が存在するか。 |
|
IsNumeric |
Number タイプの param である。 |
|
IsText |
Text タイプの param である。 |
|
IsDate |
Date タイプの param である。 |
|
IsTable |
Table タイプの param である。 |
|
IsEntryExist |
Table 内にエントリが存在するか。 |
|
IsEntryNumeric |
Table 内のエントリが Numeric タイプである。 |
|
IsEntryText |
Table 内のエントリが Text タイプである。 |
|
IsEntryDate |
Table 内のエントリが Date タイプである。 |
|
Dump |
すべてのパラメータのリストを返す。 |
|
Item |
パラメータの値を参照する。 |
| Copyright © 2012 CA. All rights reserved. | このトピックについて CA Technologies に電子メールを送信する |