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ACE インスタンス管理

ACE インスタンス管理の使用

以下の手順に従って、UI の[ACE インスタンス管理]機能を使用してメトリックを特定および選択し、その計算を ACE2 に転送します。

  1. [管理]-[ACE 管理]-[ACE インスタンス管理]をクリックします。

    [ACE インスタンス管理]ウィンドウが表示され、以下の項目がリストされます。

  2. 編集アイコンをクリックして、[契約関係者へ ACE インスタンスを割り当て]を開きます。

    [契約関係者へ ACE インスタンスを割り当て]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [ACE1]ラジオ ボタンをクリックして ACE1 に割り当てるか、または[ACE2]ラジオ ボタンをクリックして ACE2 に割り当てます。
  4. [保存]をクリックして保存します。
  5. [契約関係者]をクリックして[メトリック当たりの ACE インスタンス数]ダイアログ ボックスを表示します。

    このダイアログ ボックスには、選択された契約に属するすべてのメトリックが表示されます。

    1. 任意のメトリックの横にある編集アイコンをクリックして、[メトリック当たりの ACE インスタンス数]ダイアログ ボックスを表示します。
    2. 任意の[契約関係者]をクリックして[メトリックに ACE インスタンスを割り当て]を開きます。

      [契約関係者へ ACE インスタンスを割り当て]ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [ACE1]ラジオ ボタンをクリックして ACE1 に割り当てるか、または[ACE2]ラジオ ボタンをクリックして ACE2 に割り当てます。
  7. [保存]をクリックして保存します。

再計算履歴

再計算履歴は、過去 30 日より以前に再計算されたメトリックのリストです。 再計算された特定のメトリックを検索(フィルタ)するには、[再計算履歴]ウィンドウを使用できます。

以下の手順に従います。

  1. [管理]-[ACE 管理]-[再計算履歴]に移動します。

    [再計算履歴]ウィンドウには、再計算されたすべてのメトリックが一覧表示されます。

  2. [開始日]フィールドと[終了日]フィールドに、必要な日付を入力します。
  3. [契約関係者]ドロップダウン リストから、必要な契約関係者を選択します。
  4. [契約]ドロップダウン リストから、必要な契約を選択します。
  5. [検索]をクリックします。
  6. [再計算履歴]ウィンドウには、入力された情報に対応するすべてのメトリックが一覧表示されます。

計算されたデータのロック

計算されたデータのロックを使用して、選択したオプションに従って契約データの再計算が実行されないようにします。

以下の手順に従います。

  1. [管理]-[ACE 管理]-[計算されたデータのロック]に移動します。

    [計算されたデータのロック]ウィンドウが表示されます。

  2. ロックする日付の年と月を選択します。

    注: これはロックの開始日です。

  3. ロック方向([前の日付]、[後の日付]、または[両方向])を設定します。
  4. 以下の情報を入力して、関連する契約を検索します。
  5. [関連契約の表示]をクリックします。

    検索条件と一致するすべての契約のリストが表示されます。

  6. ロックするデータが含まれる契約を選択します。
  7. [ロック]ボタンをクリックします。

    選択した契約および日付に対応するデータの再計算がロックされます。

計算されたデータのロック解除

[計算されたデータのロック解除]では、[計算されたデータのロック]の影響が逆になります。

計算ポリシー

計算ポリシーはメトリックの計算精度に適用されます。 計算ポリシーでは、メトリックの各計算精度(時間、日数、週、その他)での計算間の最小時間および最大時間が決定されます。

計算イベントまたはシステム変更を受信すると、計算エンジンは計算の実行前に「最小時間」だけ待機します(システムへのイベント入力が続行している場合でも)。 イベントが発生しない場合、システムは「最大時間」の後に計算を実行します。

注: ACE2 エンジンのみに適用されます。

注: デフォルト計算ポリシーとデフォルト クラスタ化計算ポリシーは、[計算ポリシー]ウィンドウの各項目の前に表示されるアイコンで識別されます。

新しい計算ポリシーの追加

必要に応じて新しい計算ポリシーを作成できます。

以下の手順に従います。

  1. [管理]-[ACE 管理]-[計算ポリシー]に移動します。

    [計算ポリシー]ウィンドウが表示されます。

  2. ポリシーの名前(必須)および説明(オプション)を入力します。
  3. このポリシーをデフォルト ポリシーとして設定するには、[デフォルトに設定]メニューをクリックし、このポリシーをデフォルトとして適用するメトリックのタイプ(クラスタ化メトリックまたは通常メトリック)を選択します。
  4. ポリシーの最小および最大時間単位を設定します。

    注: 最大時間単位のデフォルトの分数(1 日あたりの分数など)は、単位あたりの実際の分数ではありません。 一般に、単位あたりのデフォルトの分数は実際の値より小さくなります。 これにより、同じ単位のトラッキング期間よりも高い計算精度が保証されます。 必要に応じて、任意の単位で任意の分数を選択できます。

  5. [保存]をクリックします。

    新規ポリシーが追加された[計算ポリシー]ウィンドウが表示されます。

契約への計算ポリシーの適用

計算ポリシーは、契約関係者、契約、および個別のメトリックに適用できます。

以下の手順に従います。

  1. [管理]-[ACE インスタンス管理]に移動します。
  2. [ACE インスタンス管理]ウィンドウが表示され、すべての契約関係者がリスト表示されます。
  3. 契約関係者の名前(編集アイコンではなく)の上にマウス カーソルを置いてクリックします。

    [メトリック当たりの ACE インスタンス数]ダイアログ ボックスが表示されます。 契約関係者に属するすべての契約、および各契約に属するすべてのメトリックがリスト表示されます。 また、各メトリックに割り当てられた ACE インスタンスもリスト表示されます。

  4. 現在適用している計算ポリシーを受信するメトリックの横のチェック マークをオンにします。

    注: これは ACE2 に割り当てられたメトリックにのみ実行できます。

  5. [ACE インスタンスの設定]ボタンをクリックします(または、個々のメトリックの編集アイコンをクリックします)。

    [メトリックに ACE インスタンスを割り当て]ダイアログ ボックスが表示されます。

  6. [計算ポリシー]ドロップダウン メニューの矢印をクリックします。

    メニューが表示されます。

  7. 適用する計算ポリシーを選択します。

    注: この計算ポリシーは、チェックされたすべてのメトリックに適用されます。

  8. [保存]をクリックして保存し、[メトリック当たりの ACE インスタンス数]ダイアログ ボックスに戻ります。
  9. 必要な場合、他のメトリックに別のポリシーを適用できます。
  10. [閉じる]をクリックして、[ACE インスタンス管理]ウィンドウに戻ります。

パージ

エンティティとデータに関する情報をシステムから完全に消去するには、[パージ]を使用します。

以下の手順に従います。

  1. [管理]-[ACE 管理]-[パージ]に移動します。

    [パージ]ウィンドウが表示されます。

  2. 要件に適したパージのタイプを選択します。

契約の完全パージ

選択された契約、契約定義、および計算結果をパージします。

データ パージ (アーカイブ済み契約)

選択されたアーカイブ済み契約の計算結果をパージします。

Raw データ パージ

入力された日付(月および年)より前の Raw データをすべてパージします。 契約または計算結果には影響しません。

再計算の強制

必要に応じて、契約とメトリックの再計算を手動で実行できます。

以下の手順に従います。

  1. [管理]-[ACE 管理]-[再計算の強制]に移動します。
  2. [再計算の強制]ウィンドウが表示されます。
  3. エンティティのエンティティ ID を入力します。
  4. エンティティの ID を検出するには以下の手順に従います。
    1. 再計算が必要なエンティティが含まれるリストを開きます(たとえば、契約や契約関係者)。
      1. [サービス レベル管理]-[契約]に移動します。

        [契約]ウィンドウが表示され、システム内のすべての契約エンティティがリスト表示されます。

    2. エンティティ名が含まれる行(名前やアイコンの上ではなく)の上にマウス カーソルを置きます。

      CA Business Service Insight ウィンドウの左下隅にエンティティ ID が表示されます。

    3. ID を書き留めます。
  5. [エンティティ タイプ]を選択します([契約]または[メトリック])。
  6. [計算開始日]を入力します。

    メッセージが表示され、再計算リクエストが受信されたこと、および実施されている計算ポリシーに従って ACE により再計算が実行されることが通知されます。

ドキュメント リポジトリ

ドキュメント リポジトリには、CA Business Service Insight で使用するためにアップロードされたドキュメント テンプレートおよびドキュメント(通常は契約に添付)が含まれています。

注: これらのアイテムは初期データであり、編集はできません。

以下の手順に従います。

  1. [管理]-[ドキュメント リポジトリ]に移動します。

    [ドキュメント リポジトリ]ウィンドウが表示されます。

  2. [新規追加]をクリックします。

    [ドキュメント詳細]ウィンドウが表示されます。

  3. 以下の情報を入力します。

名前

ドキュメントの名前。

説明

ドキュメントの説明。

アップロード

ドキュメントへのパス。

カテゴリ

ドキュメントを説明するカテゴリ。

タイプ

  • エクスポート: レポートの生成に使用します。
  • 標準: 標準ドキュメント(編集不可)。
  • 画像: 画像ファイル。

新規エンティティのデフォルト

  • はい: 契約を作成すると、「はい」というラベルが付けられたドキュメントがすべて、契約に自動添付されます。
  • いいえ: ドキュメントは、新規契約には自動添付されません。
  1. ブックレットの Word アドインをダウンロードおよびインストールするリンクをクリックします。
    1. CA Business Service Insight のインストール フォルダから、CA Business Service Insight Booklet Addon.exe ファイルをダブルクリックします。

      ファイルのダウンロードが開始し、InstallShield ウィザードが開きます。

    2. 画面上の指示に従ってください。
    3. Word を起動します。

      CA Business Service Insight の新しいタブがリボンに表示されます。

ライセンス管理

ご使用の CA Business Service Insight ライセンスは、CA Business Service Insight のインスタンスで使用できるエンティティ(アダプタ、同時ユーザ数、契約、メトリック、契約関係者、レポート、およびユーザ)の数を決定します。

ライセンス キーは、CA カスタマ エクスペリエンス チームによってカスタマに提供されます。 ライセンス発行をリクエストするには、カスタマ エクスペリエンス チームの電話ホットライン(各国の番号は www.ca.com/phone を参照)に連絡するか、または以下のリンクの Web フォームから送信します。

http://supportconnectw.ca.com/public/ca_common_docs/calicense_email.asp