ACE2 マネージャのコンポーネント

ACE2 は複数の主要なコンポーネントに分割されています。各コンポーネントは計算管理プロセスの特定の部分を担当します。

1 つの ACE2 マネージャのみが存在できます。 t_system_configurations または UI 設定の ACE2_server 設定で ACE2 マネージャを定義します。

重要： セカンダリ APP サーバをインストールする場合は、セカンダリサーバ上の ACE2 マネージャサービスを無効にします。最初のサーバ上のマネージャが、新しいサーバ上のワーカーを管理します。

コンポーネントを以下に示します。

タスクマネージャ

契約ブリッジから受信したイベントに応じて、ACE2 によって処理されるすべてのタスクのリポジトリを保守します。

関連付けマネージャ

メトリックを登録することにより、タスクおよびそれに関連するリソースの接続を処理します。

トポロジマネージャ

リソースツリー構造およびリソースツリーの変更による影響に関する応答を提供します。

計算境界

タスク内の影響外部イベントを集約します。計算境界は、次の計算の下限および上限を決定します。受信した最も初期のイベントが下限を決定します。上限は以下のイベントに基づきます。

システムでイベントが発生していない場合、計算は開始されません。

スケジューラ

アナライザによって行われた判断に基づいて計算を開始します。スケジューラは計算を均一な単位に分割します。アナライザが前の再計算の必要性を識別すると、スケジューラは再計算を停止します。