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サーバ ソフトウェアの前提条件
以下のセクションでは、データベース、アプリケーション、Web サーバのソフトウェア前提条件について説明します。 アプリケーション サーバと Web サーバには特定の Windows 役割が必要です。 すべてのサーバがすべての前提条件に適合していることを確認します。
データベース サーバの前提条件
重要: CA Business Service Insight は統合データベースをサポートしません。 統合データベースを使用すると、将来のアップグレードや一部の機能に支障をきたす可能性があります。
以下の表は、必要なデータベース、バージョン、文字セット、サーバ前提条件を一覧にしたものです。
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RDBMS ベンダー/ データベース
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データベース バージョン/ エディション
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データベース ソフトウェアのバージョン
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プラットフォーム
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文字セット
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Oracle
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Oracle 10 Standard、Enterprise
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10.2.0.5
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Oracle 認定のオペレーティング システム
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AL32UTF8
WE8MSWIN1252
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Oracle 11 Standard、Enterprise
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11.1.0.7
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Oracle 認定のオペレーティング システム
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AL32UTF8
WE8MSWIN1252
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Oracle 11 Standard、Enterprise
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11.2.0.3
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Oracle 認定のオペレーティング システム
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AL32UTF8
WE8MSWIN1252
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データベース インストール スクリプトは、以下のプラットフォームでテストされました。
- Microsoft Windows 2003(32 ビットおよび 64 ビット)。
- Microsoft Windows 2008(32 ビットおよび 64 ビット)。
- Microsoft Windows 2008 R2 Enterprise エディション SP1(64 ビット)。
- Unix-Sun Solaris 10.5。
- Linux
重要: 1 層インストールでは、Oracle Server は 32 ビットにする必要があります。 Oracle データベースの 64 ビットのバージョンは使用しないでください。
注: 他のプラットフォームにデータベースをインストールすると、スクリプトの調整が必要な場合があります。
RAC データベースへのインストール
CA Business Service Insight と RAC の間には互換性があります。ただし、インストールの一部として RAC は作成されません。 RAC を使用するには、以下のいずれかのオプションを選択します。
- CA の InstallDB スクリプトを使用して、製品をインストールします。 RAC をサポートするようにインスタンスを再設定し、別のインスタンスを追加して RAC データベースを作成します。
- 自分の RAC を作成します。 インスタンスを作成せずに CA のスクリプトを実行します。 CA のスクリプトは CA Business Service Insight 関連のアクションのみを実行します。
Oracle がサポートされるプラットフォームの詳細については、http://www.oracle.com/technology/documentation/index.html で Oracle のオンライン ドキュメントを参照してください。
アプリケーション サーバの前提条件
CA Business Service Insight 8.2.5 をインストールする前に、アプリケーション サーバが以下の前提条件を満たす必要があります。
- オペレーティング システム
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このページの表に、アプリケーション サーバをホストするためにサポートされているオペレーティング システム プラットフォームの一覧を示します。
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OS プラットフォーム
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OS バージョン
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パッチ レベル
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ビット数
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OS 言語パック
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Microsoft
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Windows 2003 Standard または Enterprise エディション
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SP2
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32 ビット
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要求される地域の設定による
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Windows 2008 Standard または Enterprise エディション
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SP2
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32 ビットまたは 64 ビット
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要求される地域の設定による
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Windows 2008 R2 Enterprise エディション
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SP1
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64 ビット
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要求される地域の設定による
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重要: Windows 2008 システムについては、アプリケーション サーバの「必要な Windows の役割と機能」で詳細を参照してください。
- この製品は IP バージョン 6.0 トレラントです。
- 3 台以上のサーバにインストールする場合、アプリケーションおよび Web サーバの時刻を同期してください。
- Microsoft.NET Framework 3.5 SP1 または 4.0 をインストールする必要があります。 4.0 は Microsoft Word ブックレット プラグインに必要です。
- ASP.NET をインストールする必要があります。
- この製品は、サービスとエンティティ専用アカウントが必要です。
- CA Technologies では、インストール時にローカル アカウントの代わりに CA Business Service Insight エンティティ用のドメイン アカウントを使用することを推奨します。 同じアカウントがすべての CA Business Service Insight サーバに使用される必要があります。
- 使用されているいずれのアカウントも、ローカル管理者グループのメンバである必要があります。 メンバのユーザ名とパスワードを記録しておいてください。
- CA Business Service Insight をインストールする前に、「インストールおよび地域の設定」を参照してください。
- CA Business Service Insight をインストールする前に、Microsoft Message Queuing(MSMQ)をインストールし、設定します。
注: MSMQ は以下のポートを使用します。
- TCP: 1801
- RPC: 135、2101/2112、2103/2114、2105/2116
- UDP: 3527、1801
注: ACE2 では、アプリケーション サーバとして JBoss が使用されます。 JBoss が実行されるサーバに次の ACE2 ポートが対応できることを確認します: 4073、1298、1299、8283、4744、4645、3728、19201、1361、1363、8293、8280、1300、5546、4657。
注: RawDataTools は Microsoft Visual C + + 2010 ランタイム ライブラリ(x86)を必要とします。 このコンポーネントは Microsoft からダウンロードします。
マルチ層インストールの場合
- アプリケーションと Web サーバが別のマシンである場合、または複数のアプリケーション サーバがある場合、各サーバが同じ Windows ドメインに存在する必要があります。
- MSMQ を Active Directory Integration モード(ドメイン モードとも呼ばれる)でインストールします。
- アプリケーションと Web サーバを時間同期します。
Oracle 設定
1 層インストールの場合
- Oracle サーバは 32 ビットにする必要があります。 Oracle データベースの 64 ビットのバージョンは使用しないでください。
- CA Business Service Insight をインストールする前に、Oracle サーバとデータベース接続設定コンポーネント(TNSnames.ora や listener.ora など)をインストールし、設定します。 次に、OLEDB を使用してデータベースへの接続を確立し、作成するインスタンスを認識するようにリスナが設定されていることを確認します。
- TNSnames.ora と Listener.ora がデータベース サーバに存在する必要があります。
- Windows 32 ビット システムの場合、TNS_ADMIN キーがレジストリ パス HKLM¥SOFTWARE¥ にある必要があります。 Windows 64 ビット システムの場合、このパスは HKLM¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ です。
専用データベース サーバのある環境の場合
- CA Business Service Insight をインストールする前に、Oracle Client と Oracle OLEDB ドライバをインストールします。
- Oracle クライアントは 32 ビットにする必要があります。 64 ビットのバージョンは使用しないでください。
- Oracle クライアントとデータベース接続設定コンポーネントを設定し、OLEDB を使用してデータベースへの接続を確立します。
- TNSnames.ora がすべてのサーバに存在する必要があります。また、BSI データベースの TNSname をそこに定義する必要があります。
- Listener.ora がデータベース サーバに存在する必要があります。
- Windows 32 ビット システムの場合、TNS_ADMIN キーがレジストリ パス HKLM¥SOFTWARE¥ にある必要があります。 Windows 64 ビット システムの場合、このパスは HKLM¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ です。
- Oracle OLEDB Provider をアプリケーション サーバにインストールする必要があります。また、バージョンは Oracle データベース ソフトウェアと同じか、それ以降のバージョンにする必要があります。
- 既存の Oracle クライアントに Oracle OLEDB Provider を追加する場合、既存の Oracle ホームにインストールします。 Oracle OLEDB Provider へのインストールに関するサポートについては、CA Technologies サポート チームにお問い合わせください。
- CA Business Service Insight アプリケーション サーバ NLS_LANG 設定はデータベース NLS_LANG 設定と同一である必要があります。
- CA Business Service Insight は以下のクライアントをサポートします。
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RDBMS ベンダー/ データベース
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データベース バージョン/ エディション
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データベース ソフトウェアのバージョン
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プラットフォーム
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文字セット*
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Oracle
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Oracle 11 Standard、Enterprise
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11.2.0.3
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Oracle 認定のオペレーティング システム
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AL32UTF8
WE8MSWIN1252
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必要な Windows の役割と機能
Application Server Windows 役割がアプリケーション サーバで必要です。
以下の Windows 機能がアプリケーション サーバの役割 Application Server で必要です。
- Application Server Foundation (Windows 2008 SP2 でのみ)
- .NET Framework 3.5.1 (Windows 2008 R2 でのみ)
- Windows プロセス有効化サービス サポート
- Message Queuing 有効化
- HTTP 有効化
- 分散トランザクション
重要: Web サーバ(IIS)サポート機能を選択しない場合、警告画面がインストール中に表示されます。 警告を無視し、インストールを続行します。
注: マルチ層インストールの場合、アプリケーションと Web サーバが別の場合、または複数のアプリケーション サーバが存在する場合、プライマリ アプリケーション サーバに MSMQ 機能をインストールする必要があります。 さらに、MSMQ 下にあるすべてのサブコンポーネントをインストールする必要があります。 これは MSMQ を AD(ドメイン モード)でインストールします。 このプロセスはドメイン権限を必要とする場合があります。
Web サーバの前提条件
CA Business Service Insight 8.3 をインストールする前に、Web サーバが以下の前提条件を満たす必要があります。
重要: 1 層インストールでは、Oracle Server は 32 ビットにする必要があります。 Oracle データベースの 64 ビットのバージョンは使用しないでください。
オペレーティング システム
この表に、Web サーバをホストできるオペレーティング システム プラットフォームの一覧を示します。
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OS プラットフォーム
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OS バージョン
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パッチ レベル
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Bitness
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Web サーバ
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OS 言語パック
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追加設定
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Microsoft
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Windows 2003 Standard または Enterprise エディション
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SP2
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32 ビット
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IIS 6.0
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要求される地域の設定による
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IIS(Web サーバ)
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Windows 2008 Standard または Enterprise エディション
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SP2
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32 ビットまたは 64 ビット
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IIS 7.0
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要求される地域の設定による
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IIS 6 互換モードを備えた IIS(Web サーバ)
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Windows 2008 Server R2 Enterprise エディション
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SP2
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64 ビット
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IIS 7.0
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要求される地域の設定による
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IIS 6 互換モードを備えた IIS(Web サーバ)
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重要: Windows 2008 システムについては、Web サーバの「必要な Windows の役割と機能」で詳細を参照してください。
- Microsoft Windows 2008 Server R2 では、Active Server Pages 拡張を Web サーバ上で[許可する]に設定する必要があります。
- この製品は IP バージョン 6.0 トレラントです。
- Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 または 4.0 をインストールする必要があります。 4.0 は Microsoft Word ブックレット プラグインに必要です。
- ASp.Net をインストールする必要があります。
- この製品は、サービスとエンティティ専用アカウントが必要です。
- CA Technologies では、インストール時にローカル アカウントの代わりに CA Business Service Insight エンティティ用のドメイン アカウントを使用することを推奨します。 同じアカウントがすべての CA Business Service Insight サーバに使用される必要があります。
- 使用されているいずれのアカウントも、ローカル管理者グループのメンバである必要があります。 メンバのユーザ名とパスワードを記録しておいてください。
- CA Business Service Insight をインストールする前に、「インストールおよび地域の設定」セクションを参照してください。
- CA Business Service Insight をインストールする前に、Microsoft Message Queuing (MSMQ)をインストールし、設定します。 セットアップがマルチ層環境の場合
注: MSMQ は以下のポートを使用します。
- TCP: 1801
- RPC: 135、2101/2112、2103/2114、2105/2116
- UDP: 3527、1801
- JDK は、現在のリリースの一部として自動的にインストールされます。
- JBoss 7 は、現在のリリースの一部として自動的にインストールされます。これには以下が含まれます。
- JBoss Messaging 1.4.5
- JBoss Remoting 2.2.3 SP1
注: コンテンツ転送では JBoss アプリケーション サーバ上の以下のポートが使用されます: 1198、1199、1200、1201、1261、1262、3628、3973、4544、4545、4548、5546、4557、8180、8183、8193、19101。
マルチ層インストールの場合
- アプリケーションと Web サーバが別のマシンである場合、または複数のアプリケーション サーバがある場合、各サーバが同じ Windows ドメインに存在する必要があります。
- MSMQ を Active Directory Integration モード(ドメイン モードとも呼ばれる)でインストールします。
- アプリケーションと Web サーバを時間同期します。
Oracle 設定
1 層インストールの場合
- Oracle サーバは 32 ビットにする必要があります。 Oracle データベースの 64 ビットのバージョンは使用しないでください。
- CA Business Service Insight をインストールする前に、Oracle サーバとデータベース接続設定コンポーネント(TNSnames.ora や listener.ora など)をインストールし、設定します。 次に、OLEDB を使用してデータベースへの接続を確立し、作成するインスタンスを認識するようにリスナが設定されていることを確認します。
- TNSnames.ora と Listener.ora がデータベース サーバに存在する必要があります。
- Windows 32 ビット システムの場合、TNS_ADMIN キーがレジストリ パス HKLM¥SOFTWARE¥ にある必要があります。 Windows 64 ビット システムの場合、このパスは HKLM¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ です。
専用データベース サーバのある環境の場合
- CA Business Service Insight をインストールする前に、Oracle Client と Oracle OLEDB ドライバをインストールします。
- Oracle クライアントは 32 ビットにする必要があります。 64 ビットのバージョンは使用しないでください。
- Oracle クライアントとデータベース接続設定コンポーネントを設定し、OLEDB を使用してデータベースへの接続を確立します。
- TNSnames.ora がすべてのサーバに存在する必要があります。また、BSI データベースの TNSname をそこに定義する必要があります。
- Listener.ora がデータベース サーバに存在する必要があります。
- Windows 32 ビット システムの場合、TNS_ADMIN キーがレジストリ パス HKLM¥SOFTWARE¥ にある必要があります。 Windows 64 ビット システムの場合、このパスは HKLM¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥ です。
- Oracle OLEDB Provider をアプリケーション サーバにインストールする必要があります。また、バージョンは Oracle データベース ソフトウェアと同じか、それ以降のバージョンにする必要があります。
- 既存の Oracle クライアントに Oracle OLEDB Provider を追加する場合、既存の Oracle ホームにインストールします。 Oracle OLEDB Provider へのインストールに関するサポートについては、CA Technologies サポート チームにお問い合わせください。
- CA Business Service Insight アプリケーション サーバ NLS_LANG 設定はデータベース NLS_LANG 設定と同一である必要があります。
- CA Business Service Insight は以下のクライアントをサポートします。
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RDBMS ベンダー/ データベース
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データベース バージョン/ エディション
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データベース ソフトウェアのバージョン
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プラットフォーム
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文字セット*
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Oracle
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Oracle 11 Standard、Enterprise
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11.2.0.3
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Oracle 認定のオペレーティング システム
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AL32UTF8
WE8MSWIN1252
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必要な Windows の役割と機能
以下の Windows 役割が Web サーバで必要です。
- アプリケーション サーバ
- Web サーバ(IIS)
以下の Windows 機能が Web サーバの役割 Application Server で必要です。
- Web サーバ(IIS)サポート
- COM+ ネットワーク アクセス
- Windows プロセス有効化サービス サポート
- Message Queuing 有効化
- HTTP 有効化
- 分散トランザクション
注: マルチ層インストールの場合、アプリケーションと Web サーバが別の場合、または複数のアプリケーション サーバが存在する場合、Web サーバに MSMQ 機能をインストールする必要があります。 さらに、MSMQ 下にあるすべてのサブコンポーネントをインストールする必要があります。 これは MSMQ を AD(ドメイン モード)でインストールします。 これはドメイン権限を必要とする場合があります。
以下の Windows 機能が Web サーバの Web サーバ(IIS)役割で必要です。
- 「HTTP 共通機能」グループのすべてのサービス
- 「アプリケーション開発」グループのすべてのサービス
- 健常性と診断
- HTTP ロギング機能
- ロギング ツール
- 要求監視
- トレース
- セキュリティ
- ダイジェスト認証
- クライアント証明書マッピング認証
- IIS クライアント証明書マッピング認証
- URL 認可
- 要求のフィルタリング
- IP およびドメインの制限
- Performance グループのすべてのサービス
- Management Tools グループのすべてのサービス
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