複数の ACE インスタンスの設定

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複数の ACE インスタンスの設定

すべての ACE 設定パラメータは、デフォルトのインスタンス（インスタンス 0）に設定されます。デフォルトでは、すべての追加の ACE インスタンスは、デフォルトのインスタンスに設定されたパラメータを使用します。追加の ACE インスタンスがデフォルトインスタンスとは異なるように設定できます。それには、T_SYSTEM_CONFIGURATIONS テーブルへの設定パラメータを手動で追加します。

T_SYSTEM_CONFIGURATIONS テーブルでは、設定パラメータはツリー構造で配置されます。このツリーの「pslwriter」キーの下には、以下のものがあります。

ACE に関連するすべてのパラメータ
ACE の 0 以外のすべてのインスタンスのキー
- 0 以外のすべてのインスタンスには、テーブル内の「pslwriter」キーの下に特殊なキーがあります。キーの名前は「pslwriterX」です。ここで X はインスタンス ID です。 ACE インスタンスはこのキーを最初の実行時に追加します。

特定のインスタンス用のパラメータを設定できます。

次の手順に従ってください：

T_SYSTEM_CONFIGURATIONS テーブルの「pslwriter」キーの配下の「pslwriterX」キーの下に、パラメータを追加します。
パラメータの値を設定します。
たとえば、すべてのインスタンスのサイクルの長さは 1 時間です。

インスタンス 5 を 2 時間のサイクル長に設定することができます。 pslwriter キーの下で、サイクル長パラメータを作成して 7200 に設定します。
T_SYSTEM_CONFIGURATION に存在する、エンジンに関連するすべてのインスタンスのキーを表示するには、以下のクエリを実行します。
```
select t.sys_config_id, t.sys_config_name 
from t_system_configurations t 
where t.sys_config_parent=71
and t.sys_config_name like 'pslwriter%'
```
pslwriter5 が存在することを確認します。 pslwriter5 が存在しない場合、このインスタンスを実行したことがないと考えられます。このインスタンスを数秒間実行して、テーブルに必要なキーを追加します。
上記のクエリの結果からインスタンス 5 の SYS_CONFIG_ID を取得し、以下のクエリを実行して、インスタンス 5 に現在存在する設定パラメータを表示します。
```
select t.sys_config_id, t.sys_config_name, t.sys_config_value
from t_system_configurations t 
where t.sys_config_parent=<インスタンス 5 の SYS_CONFIG_ID>
```

パラメータ cyclelength が存在する場合は、以下のクエリで値を設定します。

update t_system_configurations t
set t.sys_config_value='7200' 
where t.sys_config_id=<パラメータの SYS_CONFIG_ID>

パラメータ cyclelength が存在しない場合は、以下のクエリでパラメータを追加して値を設定します。

insert into t_system_configurations t
(
	SYS_CONFIG_ID, 
	SYS_CONFIG_NAME, 
	SYS_CONFIG_VALUE, 
	SYS_CONFIG_PARENT, 
	MODIFY_DATE
）
values
(
	seq_sla_sys_config.nextval, 
	'cyclelength', 
	'7200', 
	<インスタンス 5 の SYS_CONFIG_ID>,
	sysdate
）