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診断ツールの実行

CA Business Service Insight では、いくつかの診断ツールを実行して、環境に潜在的に存在する問題を識別できます。 これらのツールを実行することで、事前に測定を行い、エンジン処理中のエラーを防ぎます。 さらに、CA Business Service Insight はエンジン処理の分析に役立つレポートを提供します。

診断ツールでは以下のことが要求されます。

診断テストのタイプには以下のものがあります。

現在利用可能な診断テストは以下のとおりです。

T-Log および T-rules-time-units のエラー

次の内容をチェックします。

将来有効になる契約

将来の日付に開始される有効なバージョンを持つ契約をシステム内でチェックします。

大きな状態

システム内で不自然に大きい状態をチェックします。

権限とシノニム

ACE1 が必要とするすべてのテーブルに、権限とシノニムが適切に定義されていることを確認します。

順序の検証

すべてのテーブルがそれらの順序に従って同期されることを確認します。

ステータスの検証

T-rules-time-units 内の各種エージェントのステータスが、T_rules に書き込まれている内容と一致していることを確認します。

システム設定の検証

システム設定の特定のキー値が、ACE1 の仕様に従って設定されていることを確認します。

テーブルスペース

システムのテーブルスペースの状態を検証し、問題があるテーブルスペースを見つけます。

t-rules-time-units の不足

過去 2 週間に計算が行われず、計算が不足しているエージェントがないことを確認します。

このセクションでは、診断ツールを実行する方法について説明します。

以下の手順に従います。

  1. <インストール ディレクトリ>¥bin に移動します。
  2. DiagnosticsConsule.exe をダブルクリックします。

    GUI ウィンドウが開き、ログが表示されます。

  3. SYS のパスワードを入力し、[実行]をクリックします。

    テストの実行が開始され、結果が画面に表示されます。

  4. ログ ファイルを開き、結果を確認します。