ビジネス ロジックを使用すると、ユーザはどのようなサービス レベルやその他の KPI でも計算できます。 ビジネス ロジック モジュールの使用は、契約の実行および定義を容易にします。 ユーザは、複数のメトリックによる使用が可能な、独立したビジネス ロジック モジュールを定義できます。 システム全体にビジネス ロジックの変更を適用するには、ユーザは「ベース」ロジックを変更し、1 回クリックするだけで関連するすべての契約に変更を適用できます。
ビジネス ロジック モジュールは、ビジネス ロジックの定義、容易なメンテナンス、冗長性の削減が可能なコード コンポーネントです。 1 つのビジネス ロジック モジュールを複数のビジネス ロジック モジュールで使用できます。
ビジネス ロジック モジュールに付属するものは以下のとおりです。
ビジネス ロジック モジュールについては以下のとおりです。
ビジネス ロジック モジュールの例を以下に示します。
「ヘルプデスク アクティビティ」という名前のしきい値を持つビジネス ロジックがあります。 ヘルプデスク システムには、以下のチケット ライフ サイクルのステータスがあります。
ヘルプデスクのパフォーマンスを説明するために定義できるメトリックのうち、2 つを以下に示します。
および
これらのメトリックでは同じロジックを特定できるため、1 つのビジネス ロジック モジュールを作成して、これらのメトリックで再利用することができます。 ビジネス ロジック モジュールには、メトリック コンテキストに以下のパラメータが必要です。
一度ビジネス ロジック モジュールが作成されると、定義済みのメトリックは、ビジネス ロジック モジュールをビジネス ロジック定義の一部として使用することができます。
次に、ロジックは変更することができます。 たとえば、新規ステータスは「保留中のお客様」とする必要があります。 「保留中のお客様」は、ヘルプデスクがお客様からのチケットに関する追加情報を待っている状態のときに、チケットに設定します。 ビジネス ロジック内では、保留中のお客様がチケットを保有している時間を計算の考慮に入れる必要がありません。 したがって、ビジネス ロジック モジュールのみ新規ステータスとロジックを考慮するように変更する必要があります。 新規ロジックを含む新規ビジネス ロジック モジュールのバージョンが作成されます。
変更をコミットする場合、ユーザにはそのビジネス ロジック モジュールを使用するメトリックのリストが表示されます。 ユーザは、すべてのメトリックに変更を適用することも、リスト内の特定のメトリックに変更を適用することもできます。
ユーザがすべてのメトリックにその変更の適用を選択する場合、新規ビジネス ロジック モジュール バージョンを考慮しているすべてのメトリックに変更が適用されます。
ユーザがリストから特定のメトリックを選択する場合、選択したメトリックに新規ビジネス ロジック モジュールを作成する旨が表示されます。 選択したメトリックが使用する古いビジネス ロジック モジュールは、新規ビジネス ロジック モジュールに置き換えられ、新規ロジックを考慮して再計算が行われます。
|
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
|
|