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ビジネス ロジック計算式のテスト

ビジネス ロジック計算式のテストでは、計算式が正しく定義されエラーがないことを確認し、期待されたとおりに求められる結果を計算するためにテストが実行されます。 すべての極端なエンド ケースを、テストの一部としてカバーすることが重要です。 ビジネス ロジック スコープでは、テストを目的として計算式が実行されます。 計算式が初めて定義されるとき、計算式全体がテストされます。 モジュールとしてすべてのメトリックに適用された後は、少なくとも 1 回はビジネス ロジック スコープで各メトリックを実行し、イベントを受け取っており(つまり登録が正しい)合理的な結果を生み出していることを確認することが重要です。

ビジネス ロジック構文エラーがある契約はアクティブ化できません。 ビジネス ロジックをテストして、実際の契約をアクティブ化する前に結果を表示することができます。 契約のメトリックはそれぞれ個別にテストされます。

次の手順に従ってください:

  1. [サービス レベル管理]タブから、[ビジネス ロジック スコープ]を選択します。 ビジネス ロジック スコープ ウィンドウが表示されます。
  2. [契約関係者]で、テストするメトリックが含まれる契約関係者を、ドロップダウン リストから選択します。
  3. [契約]で、テストするメトリックが含まれる選択された契約関係者内の契約を、ドロップダウン リストから選択します。
  4. [バージョン]で、テストするメトリックが含まれる選択された契約内の契約バージョンを、ドロップダウン リストから選択します。
  5. [メトリック]で、テストする特定のメトリックを、ドロップダウン リストから選択します。
  6. [時間範囲]で、計算式の計算に含める時間範囲を入力します。

    注: カレンダを開く をクリックして、カレンダから日付を選択できます。

    [バージョンの日付]をクリックし、選択された契約バージョンの開始および終了日を自動入力します。

  7. [時間単位]で、時間、日、週、月、四半期、年、またはトラッキング期間(デフォルト)から、どの時間間隔インスタンスを計算するかどうかを選択します。
  8. [無視]で、必要に応じて、関連するチェック ボックスをオンにし、修正や例外を計算から除外します。

    Raw データと例外への修正の詳細については、「例外」を参照してください。

  9. [ビジネス ロジック実行モード]で、含まれたビジネス ロジック モジュールのどのバージョンを使用するかどうかを選択します(暫定または有効)。

    注: ビジネス ロジック計算式にモジュールが含まれていない場合、バージョンを選択する必要はありません。

  10. [実行]ボタンをクリックします。 結果は[結果]タブに表示されます。
  11. [メッセージおよびエラー]タブをクリックし、テストの結果に関する情報メッセージおよびエラー メッセージがあれば表示します。
  12. [受信したイベント]タブをクリックし、ほかのメトリックから受信したイベントのリストを表示します。

    注: このタブは[管理]、[ユーザ管理]、[役割]、[新規追加]の[Raw データ管理の表示]がオンになっていな場合、「このページを表示する権限がありません」というメッセージを表示します。

  13. [送信されたイベント]タブをクリックし、現在の SLO によってほかのメトリックに送信されたイベントのリストを表示します。

    注:

    このタブは[管理]、[ユーザ管理]、[役割]、[新規追加]の[Raw データ管理の表示]がオンになっていな場合、「このページを表示する権限がありません」というメッセージを表示します。

    イベント リストは読み取り専用で、イベントのタイムスタンプ順に並べ替えられます。 表示されるフィールドは、[メトリック](ソース/デスティネーション)、[リソース]、[イベント タイプ]、[イベント タイプ フィールド](すべて)、[イベント タイムスタンプ]、[イベント作成日]または[イベント注釈]です。