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RejectedEvents.txt

このファイルには、アダプタが CA Business Service Insight への送信に失敗したイベントがすべて含まれ、変換テーブル内に一致する ID のない 1 つの変換要求として定義されています。 これは、関連する変換が実行されなかったことを意味します。 少なくとも 1 つの値を持つ変換待機中のイベントが、それぞれ rejectedEvents ファイルに書き込まれています。

アダプタは実行を開始するたびに、まず CA Business Service Insight へ rejectedEvents ファイルのイベントを送信すると同時に、変換テーブル内の関連する値と一致する ID の検索を試みます。 値が見つかった場合、アダプタはイベントを送信し、ファイルから削除します。 一致する値が見つからない場合、イベントは rejectedEvents ファイル内に残ります。

アダプタ設定ファイルの RejectedEventsUpperLimit パラメータを設定することで、拒否されたイベント数の上限を設定することができます。 上限に達すると、アダプタが新規レコードの読み取りを停止し、「ブロック」ステータスを入力します。 これは、デバッグ出力がアダプタの実行中に画面に表示されるときに見ることができます。 大文字 B が連続する文字列があれば、アダプタがブロックされ、さらにデータをロードする前に変換が必要な保留中エントリがあることを示しています。

保留中イベントは XML 形式でファイルに書き込まれています。 ファイルのイベント例は以下のとおりです。

<rejectedEvent
	createDate="1062330841"
	translator="Translator">
	<event
	inputFormat="InputFormat">
		<field name="resource" type="3" value="Server333p"/>
		<field name="timestamp" type="4" value="1036108800"/>
		<field name="memory_utilization" type="2" value="26.71"/>
		<field name="cpu_utilization" type="2" value="78.85"/>
	</event>
</rejectedEvent>