デフォルトのプロパティを使用して Workstation コンソールでライブ クエリ データおよび履歴データを表示する方法
デフォルトでは、時間範囲の値は 8 分、精度は 15 秒です。 コンソールのライブモードでカスタムの時間範囲および精度を入力するオプションはありません。
注: 履歴データを表示するには、[ライブ]をクリックして無効にし、ドロップダウン リストから時間範囲と精度を選択してください。 カスタムの時間範囲も入力可能です。
Workstation コンソールでライブ クエリ データおよび履歴データを表示する方法
introscope.enterprisemanager.workstation.extendedLiveQuery=true
このプロパティが true に設定した場合は、ライブ モードで Workstation ダッシュボードの[時間範囲]および[精度]ドロップダウン リストを使用することができます。 これにより、ライブ モードでデフォルト値である 8 分の時間範囲と 15 秒の精度の代わりに、カスタムの時間範囲と精度を入力することができます。
デフォルトの 8 分の時間範囲を超える範囲を設定することができます。
注: ライブ データを表示することができる最大時間範囲は 30 日です。 30 日を超える時間範囲を入力した場合、時間範囲はデフォルトの 8 分に設定されます。 ダッシュボードに表示されるデータポイント数は(時間範囲/精度)に等しくなります。 (時間範囲/精度)が 2 未満で、精度はデフォルトの 15 秒に設定されます。
重要: 時間範囲を 8 分より大きくした場合は、SmartStor からデータを取得するためのディスク I/O オペレーションが必要になり、Enterprise Manager のパフォーマンスに影響を与える場合があります。
Workstation コンソールでは、ライブ モードはデフォルトで有効になります。 [ライブ]ボタンをクリックすることにより、ライブ モードの有効または無効を切り替えることができます。
注: コンソールがライブ モードで精度が 15 秒の場合、コンソール(ツールバー)に表示される精度がライブ データを表示するために使用されます。 コンソールがライブ モードで精度が 15 秒より大きい場合、ウィジェットの精度がライブ データを表示するために使用されます。 [データ オプション]の詳細については、「Adding data to data viewer using the data options dialog」を参照してください。
履歴データを表示するには、時間範囲を選択します。 時間範囲を選択すると、Introscope は、終了時間を現在の時間に設定し、選択した時間範囲に基づいて期間を決定して、ただちにその範囲のデータを表示します。
ライブ データから履歴データに切り替える方法
ライブ モードが無効になっている場合は、ドロップダウン リストから時間範囲と精度を選択するか、カスタムの時間範囲を入力して履歴データを表示することができます。
時間範囲のコントロールを使用すると、問題が発生した時間を特定できます。 たとえば、問題がこの 1 時間内に発生したと考えられる場合は、時間範囲を 1 時間に設定し、現在時刻から遡ってデータを見ていきます。 その時間範囲内に問題が見当たらない場合は、コントロールで時間を前後へ移動して、問題が発生した時間を探すことができます。
履歴データを表示する方法
Introscope では、[時間範囲]ドロップダウン メニューから時間範囲を選択し、終了時刻を現在時刻に設定して、その時間範囲のデータを表示します。
注: 履歴の時間範囲に年が含まれている場合は、4 桁の年を使用する必要があります。
たとえば、4:06:45 に 8 分間の時間範囲を選択したとすると、その終了時刻が 4:06:45 に設定されるため、開始時刻は 3:59:30 になります。
注: 時間範囲コントロールを使用して履歴データを表示すると、同じウィンドウ内のほかのメトリックやダッシュボード、および新たに開くウィンドウのすべてに、選択した範囲が適用されます。
事前定義された時間範囲はそれぞれ、デフォルトの表示期間に結び付いています。 通常はこの設定を変更する必要はありません。 表示期間の変更は、一般的に、デフォルトの表示よりもデータの詳細さや精度のレベルを上げて表示する必要がある場合に便利です。
ここでは、次のいずれかを行うことができます。
履歴モード内のアラートでは履歴アラート状態の反映なし
アラート値はいずれのデータベースにもキャプチャされません。したがって、履歴モードのダッシュボードでアラートを表示する場合、それらのアラートには履歴状態は反映されません。 アラートのデータが現在時間を示している場合、アラートには履歴値ではなくライブ値が反映されます。
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