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<setvar> サンプル

<setvar> 値には、文字列、算術式、またはコマンドの出力を設定できます。 値には、その他の変数を含めることもできます。

変数

たとえば、<setvar> タグにはその他の変数を含めることができるため、このタグを使用して変数をインクリメントするか、変数を組み合わせることができます。

<setvar>var1=%%day%% + 1</setvar>

このタグは、日付の値が 1 ずつ段階的に増加する変数(var1)になります。

グローバル変数

通常、スクリプト変数には、スクリプトの 1 回の実行に対する値のみ保持されます。 ただし、スクリプトの実行によって値が変化しないグローバル変数を指定できます。 GLOBAL で始まる変数名には、スクリプトが起動するときにクリアされる値がありません。

プログラムとタイムアウト値

外部プログラムまたはスクリプトを使用して、変数に値を割り当てることもできます。 <setvar> タグで指定されたプロセスが実行され、stdout に書き込まれた値がその変数の値として使用されます。 以下の例について考えてみます。

<setvar>var1=exec(cmd.exe /c testext.bat)</setvar>

var1 が評価されるたびに testext.bat が実行され、結果の stdout がファイルにリダイレクトされます。CA APM TG エージェントは、そのファイルを読み取って、var1 に使用する値を取得します。 ファイルは、scriptname.variablename のファイル名で <WTG_Home>/wtgaent_instance ディレクトリに書き込まれます。

デフォルトでは、CA APM TG エージェントは、処理を実行するために 2 秒間待機します。 さらに時間が必要な場合、<setvar> タグでオプションのタイムアウト値(秒単位)を指定できます。

<setvar>var1=exec(c:¥longprogram.exe),timeout=5</setvar>

タイムアウト期間が終了し、値が見つからなかった場合は、CA APM TG エージェントが実行中のプロセスを強制終了しようとします。