

CA APM のトラブルシューティング › Workstation グラフのギャップ
Workstation グラフのギャップ
症状:
Workstation グラフを表示すると、ギャップが発生します。
解決方法:
Workstation に表示されるグラフのギャップは、Enterprise Manager またはクラスタが過負荷状態であることを示している場合があり、このためタイム スライスが結合されます。 このような状況が発生すると、Enterprise Manager はスタンドアロンの Enterprise Manager または MOM ログに警告メッセージを書き込みます。 警告メッセージ例を以下に示します。
10/05/05 09:15:32.999 PM PDT [WARN] [master clock] [Manager.Clock] Timeslice processing delayed due to system activity. Combining data from timeslices 84874620 to 84874622
ワークロードのあらゆる側面が、Enterprise Manager の過負荷状態の原因になり得ます。 Enterprise Manager の過負荷の原因は、以下の要因が一般的です。
- メトリックの数が多すぎる。
- 監視対象のアプリケーションまたはアプリケーション コンポーネント(バックエンドなど)数が多すぎる。
- 他のプロセスが Enterprise Manager とリソースを共有している場合のリソース競合。
- 不適当な SmartStor I/O スループット。
- 仮想エージェントが適切に構成されていない。
- トランザクション追跡の数が多すぎる。
- 大きなレポートの実行。
- 構成問題が原因でエラーが発生している。
以下のタスクを 1 つ以上実行すると、Enterprise Manager の過負荷問題を改善することができます。
- 問題の原因に応じて、以下のリソースを拡張する。
- エージェント接続を再分配する
- エージェントが報告するメトリックの数を減らす。
- SmartStor 用の専用ディスク I/O パスを提供する。 使用環境に合わせてディスク設定を最適化する。
- メトリック負荷が重く、履歴メトリック クエリの数が比較的少ない場合は、シーケンシャル書き込み用に最適化する。
- メトリック負荷が軽く、履歴メトリック クエリが頻繁に発生する場合は、ランダム読み取り用に最適化する。
- 可能な場合は常に、仮想エージェントおよび他のメトリック グループの範囲を縮小する。
- アラートが頻繁に発生する場合は、トランザクション追跡のトリガとなるアラートを設定しない。
- 毎正時または夜中の再時間区分中に、レポートを実行しない。
- 設定の問題を示す記録がないか、Enterprise Manager ログを調査する。
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