以下の要因に基づいて、TIM がレポートしたデータを処理するための APM データベースのディスク領域の要件を決定できます。
障害発生の割合は、定義された障害の数、および定義済みしきい値を超過した頻度によって決まります。 障害は、ユーザの組織のビジネス要件に基づいて定義されます。 障害は APM データベースに格納されます。 応答本文情報を含まずにレポートされた障害には、およそ 650 バイトのディスク領域が必要です。
メトリック ブラウザ ツリーの以下の場所にある Defects Processor:Processed メトリックを表示すると、障害発生の割合がわかります。
注: 以下のパスでは、マシンとポートは TIM コレクション サービスをホストしているコレクタを参照します。
*SuperDomain*|Custom Metric Host (Virtual)|Custom Metric Process (Virtual)|
Custom Metric Agent (Virtual)(machine@port)|Enterprise Manager|CEM|Processors|
Defects Processor:Processed
障害に応答本文情報を含める場合は、サイズを 10,000 バイトまで設定できます。 応答本文情報は障害メタデータと呼ばれ、APM データベースにも保存されます。
注: 応答本文情報を含むように障害を設定する詳細については、「CA APM セキュリティ ガイド」を参照してください。
PostgreSQL は、障害メタデータのような大規模な文字列データ オブジェクトを圧縮します。そのため、一般的に使用される場合の圧縮率の結果を予想するのは困難です。 ただし、メタデータを持つ障害は、それぞれ APM データベースの約 4 KB のディスク領域を必要とすると仮定します。
メタデータを含む処理済みの障害数に関する情報を取得するには、APM データベースで保持されている ts_defect_meta_values_<date> APM データベース テーブルにクエリを実行します。
障害保持設定には、障害データが APM データベースに保持される期間を指定します。 この期間は 1 ~ 30 日まで設定できます。 通常は、組織のビジネス要件によってこれらの設定を決定しますが、データベースのディスク領域の要件に対する影響を考慮することも重要です。
注: 障害データ保持設定の設定については「CA APM 設定および管理ガイド」を参照してください。
統計情報は、さまざまな精度(間隔、日単位、週単位、月単位)で集積されます。 そのため、APM データベースのディスク領域の要件は、処理された統計レコード数と直接相関しません。 一般的に、各統計レコードには約 3 K の APM データベース ディスク領域が必要です。 統計レコードは、1 時間に 1 回処理されます。 処理された統計数を取得するには、Stats Processor:Processed メトリックに対して履歴クエリを実行します。このメトリックは、メトリック ブラウザ ツリーの以下の場所で参照できます。
*SuperDomain*|Custom Metric Host (Virtual)|Custom Metric Process (Virtual)|
Custom Metric Agent (Virtual)(machine@port)|Enterprise Manager|CEM|Processors|
Stats Processor:Processed
障害データと同様に、APM データベースのディスク領域の要件を計算する場合は、ユーザの組織が決定した統計保持期間を考慮します。
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