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Introscope がセキュリティをチェックする仕組み

Introscope は、構成されたセキュリティ領域を確認することによって、すべてのセキュリティ チェックを開始します。 CA EEM による認証と SiteMinder による許可または LDAP による認証とローカル許可など、実装したセキュリティ領域を Introscope が認識した後は、セキュリティ実装に基づいて適切なセキュリティ チェックと権限チェックを実行します。

Introscope のセキュリティおよび権限チェックの一般的なプロセスは、以下の手順で構成されます。

  1. 認証の開始時、realms.xml をチェックしてセキュリティ領域を確認し、一部のユーザ情報を取得します。
  2. 認証の終了時、users.xml ファイル(ローカル)、LDAP サーバ、または CA EEM サーバから、ユーザ、グループ、およびユーザ グループのマッピングを取得します。

    注: CA EEM を LDAP サーバに統合する設定を行った場合は、認証に LDAP、許可に CA EEM を使用できます。 詳細については、「LDAP を使用した CA EEM による認証の構成」を参照してください。

    注: CA EEM を SiteMinder に統合する設定を行った場合は、認証に SiteMinder、許可に CA EEM を使用できます。 詳細については、「CA SiteMinder による CA EEM による認証の構成」を参照してください。

  3. 許可の開始時、Enterprise Manager の users.xml ファイル(ローカル)または CA EEM からパスワードを取得します。
  4. 許可の終了時、Enterprise Manager の domains.xml および server.xml ファイル(ローカル)または CA EEM から、ドメイン権限と Enterprise Manager 権限を取得します。