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構成用のプロパティの追加

ASP.NET アプリケーションの場合、Web.config がアプリケーション固有の設定および構成用のメイン ファイルです。 このファイルは、アプリケーションのルート ディレクトリに保存されます。

その他の.NET 実行ファイルの場合、設定ファイルにはアプリケーションと同じ名前が付けられ、.config 拡張子が追加されます。 このファイルは、アプリケーションの実行可能ファイルと同じディレクトリに保存されます。 たとえば、testapp.exe の場合、オプションの設定ファイルは testapp.exe.config です。

Introscope 固有の設定を、.config ファイルに追加することが可能です。 たとえば、個々のアプリケーションが IntroscopeAgent.profile ファイルの自分自身のインスタンスを(異なるアプリケーションが別のエージェントの設定を持つことができるように)参照でき、また Web サービスとプロセスにまたがるトランザクションの相関付けができるように、パラメータを設定できます。

以下の手順に従います。

  1. アプリケーションの設定ファイルを開きます。
  2. アプリケーションの設定ファイルに、sectionGroup および section を追加します。 それぞれの名前は以下のように指定します。
    <configuration>
       <configSections>
          <sectionGroup>
             <sectionGroup name="com.wily.introscope.agent">
             <section name="env.parameters"type="System.Configuration.NameValueSectionHandler" />
          </sectionGroup>
    
  3. env.parameters セクションに新しいプロパティを追加します。 例:
    <com.wily.introscope.agent>
       <env.parameters>
          <add key="com.wily.introscope.agentProfile" value="e:¥¥junkyard¥¥dotnettest¥¥Agent.profile" />
       </env.parameters>
    </com.wily.introscope.agent>
    

例については、sample.exe.config を参照してください。

注: .NET Agent のインストールに構成ファイルが必須であるわけではありません。