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NativeProfiler

IntroscopeAgent.profile 内の以下のプロパティを設定して NativeProfiler 操作を制御できます。 以下のプロパティは、ネイティブ イメージ生成プログラムを使用して作成されたアプリケーションの監視、クラス名のインメモリ キャッシュのサイズ、および NativeProfiler ログ ファイルの場所と内容を制御します。

introscope.nativeprofiler.clrv4.transparency.checks.disabled

.NET 4 CLR では透過的なアセンブリ上でチェックが行われ、プロファイラによってインスツルメントされたコードが無効化される場合があります。 これらの確認が発生しないようにするには、このプロパティの値を "true" に設定します。

プロパティ設定

true または false

デフォルト

true

#introscope.nativeprofiler.clrv4.transparency.checks.disable=true

注: この設定値を有効にするには IIS をリセットする必要があります。

introscope.nativeprofiler.logfile

NativeProfiler が読み取るディレクティブおよびインスツルメントされるメソッドに関する情報を記録するログ ファイルへのパスを設定します。

プロパティ設定

ファイルの場所への絶対パスまたは相対パス。

デフォルト

logs/nativeprofiler.log

introscope.nativeprofiler.logfile=logs/nativeprofiler.log

NativeProfiler は、読み込みを行うように設定されている PBD および PBL でアクティブになっているディレクティブに関する情報をログ ファイルに記録します。また、NativeProfiler によってインスツルメントされた特定のメソッドの詳細もログ ファイルに記録されます。

introscope.nativeprofiler.logBytecode

NativeProfiler が、インスツルメント済みのバイトコードをリスト表示するかどうかを指定します。 true に設定された場合は、NativeProfiler ログ ファイルはインスツルメント済みのバイトコードをリスト表示します。 デフォルトでは、このプロパティは false に設定された上でコメント アウトされています。

プロパティ設定

True または False

デフォルト

False

#introscope.nativeprofiler.logBytecode=false

このプロパティは、デフォルトでコメント化されています。

introscope.nativeprofiler.logAllMethodsNoticed

このプロパティが有効である場合は、インスツルメントされていないメソッドも含め、NativeProfiler が検知したすべてのメソッドが記録されます。

プロパティ設定

True または False

デフォルト

False

introscope.nativeprofiler.logAllMethodsNoticed=false

デフォルトで無効になっています。

introscope.nativeprofiler.directivematching.cache.max.size

エージェントでメモリ内キャッシュに格納するクラス名の最大数を指定します。 デフォルトでは、モニタ対象のクラスが含まれていることが以前に検出されたディレクティブ グループのメモリ内キャッシュがエージェントによって作成されます。 ユーザが IIS を開始するたびに、エージェントは以前に検出したクラスのキャッシュを作成します。 モニタ対象の新しいクラスがアプリケーション コードによって使用されていくに従い、キャッシュのサイズは増加します。 デフォルトでは、メモリ内キャッシュは 最大で 5000 のクラス名を格納します。

キャッシュが 5000 を超えるクラス名を格納する必要がある場合、このプロパティの値を増加させることで起動時間が改善する場合があります。 ただし、値を増加させると、エージェントで必要なメモリのオーバーヘッドが増加します。 プロパティ値を減少させると、エージェントのメモリ オーバーヘッドは減少します。 監視するクラスが 5000 に満たない場合は、値を減少させる方が適切である可能性があります。

注: キャッシュにはクラス オブジェクトは格納されません。

デフォルト

デフォルトでは、キャッシュは 最大で 5000 のクラス名を格納可能です。

introscope.nativeprofiler.directivematching.cache.max.size=5000

このプロパティの変更を有効にするには、マネージド アプリケーションを再起動する必要があります。