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イベントとしてのストールのキャプチャの無効化

Introscope では、デフォルトで、トランザクション ストールをトランザクション イベント データベース内のイベントとしてキャプチャし、検出したイベントからストール メトリックを生成します。 ストール メトリックは、トランザクションの最初と最後のメソッドで生成されます。 ユーザは、ストール イベントと関連付けられているメトリックを Workstation の履歴イベント ビューアで表示できます。

注: 生成されたストール メトリックは、いつでも利用できますが、ストール イベントを表示できるのは、Introscope Error Detector をインストールしている場合のみです。 ストールは、通常のエラーとして保存され、[エラー]タブ ビューおよびライブ エラー ビューアで表示できます。 または、履歴クエリ ビューアでクエリ「type:errorsnapshot」を実行することで表示できます。ストールしたトランザクションは、ライブ エラー ビューアおよび[エラー]タブにエラーとしてレポートされます。 「エラー検索」条件を使用して追跡した場合、[トランザクション追跡]ウィンドウにストールしたトランザクションはエラーとしてレポートされません。これは正常な動作です。

イベントとしてのストールのキャプチャを無効にしたり、ストールのしきい値を変更したり、.NET エージェントでストールがチェックされる頻度を変更したりするには、以下のプロパティを使用します。

重要: イベントとしてのストールのキャプチャを無効にすると、PBD のストール トレーサのサポートが使用されなくなります。

非識別トランザクションの追跡

デフォルトでは、CEM UI でこの機能を有効にしても、非識別トランザクションの追跡は生成されません。

非識別トランザクションの追跡を有効にするには、introscopeAgent.profile で以下のプロパティ値を FALSE に設定します。

introscope.agent.bizdef.turnOff.nonIdentifying.txn=FALSE