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LeakHunter の仕組み

LeakHunter を有効にしたら、LeakHunter が新たな潜在的リークを探索するタイムアウト期間も定義します。 AutoProbe を使用する場合、必要な操作は管理対象アプリケーションの再起動のみです。 ProbeBuilder ウィザードまたはコマンドライン ProbeBuilder を使用する場合は、(すでに使用している PBD ファイルに加えて)leakhunter.pbd を使用してアプリケーションを再インスツルメントする必要があります。

LeakHunter は、時間の経過と共にサイズが増加しているコレクションを検出すると、以下の処理を行います。

コレクションのリークが収まったと思われる場合、LeakHunter はその旨を Enterprise Manager とログ ファイルにレポートしますが、そのコレクションに関するデータの追跡とレポートは継続します。

LeakHunter は、タイムアウトになるまで、潜在的なリークの検出を継続すると共に、特定済みの潜在的リークを監視します。 タイムアウトになると、LeakHunter は新しく割り当てられたコレクションにおける潜在的リークの検出は停止して、リークの可能性があると識別済みのコレクションに対してのみチェックを継続します。 これにより、LeakHunter のオーバーヘッドが大幅に減り、他の潜在的リークの監視をさらに行うことができます。 LeakHunter は、管理対象アプリケーションがシャットダウンされるまで、特定済みの潜在的リークを継続して監視します。

メモリ リークのソースを特定するには、Introscope Investigator のメトリック データを参照するか、ログ ファイルを確認します。