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Solaris における PostgreSQL インストールのトラブル シューティング

症状:

PostgreSQL を Solaris 10 のゾーンにインストールすると、インストーラで、「共有メモリを検出できませんでした」というエラー メッセージが表示されます。

解決方法:

Solaris 10 ゾーンで共有メモリ セグメント(shmmax)の最大サイズを増加させることに関する情報を以下に示します。

以下の手順に従います。

  1. Enterprise Manager のインストーラ画面で、[キャンセル]をクリックして現在のインストールを停止します。
  2. /etc/project ファイルのバックアップ コピーを保存します。
  3. 次の行を /etc/system へ追加します。
    set shmsys:shminfo_shmmax=6693928832
    
  4. コンピュータを再起動します。
  5. 以下コマンドを実行して postgres ユーザを作成します。
    groupadd -g <num> <groupname> 
    useradd -u <num> -g <group-num> <postgres>
    

    num は他のグループで使用されていない任意の数です。

  6. 以下のコマンドを実行して、postgres ユーザに対して共有メモリを最大に設定します。
    projadd -U postgres -K "project.max-shm.memory=(priv,7000MB,deny)" user.postgres
    
  7. Enterprise Manager インストーラを再起動し、PostgreSQL データベースを作成します。