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既存の APM データベース スキーマの削除

PostgreSQL をアンインストールする前に、既存の APM データベース スキーマを削除します。

警告: この手順には、すべてのデータおよびスキーマの削除が含まれます。

以下の手順に従います。

  1. database-scripts ディレクトリに移動します。 アンインストールするバージョンによって場所が異なります。

    9.x よりも前のバージョンの Introscope または Wily CEM 4.5.x がインストールされているコンピュータから PostgreSQL をアンインストールする場合は、以下のディレクトリに移動します。

    cd /etc/wily/cem/tess/install/database-scripts
    

    Introscope または APM 9.x がインストールされているコンピュータから PostgreSQL をアンインストールする場合は、以下のディレクトリに移動します。

    cd <Installation_Dir>/install/database-scripts/unix
    
  2. コマンド プロンプトを開いて以下のスクリプトを実行します。
    dropdb-postgres.sh
    

    以下の構文および引数を使用します。

    [dropdb-postgres.bat| ./dropdb-postgres.sh] [dbserverhostip] [dbinstalldir] [dbname] [dbuser] [dbpwd] [dbport <オプション>]
    

    引数は以下のとおりです。

    dbserverhostIP

    データベースをホストするコンピュータの IP アドレスを指定します。 コンピュータ上で直接コマンドを実行する場合は、localhost を指定できます。

    dbinstalldir

    APM データベースのディレクトリの場所を指定します。

    デフォルトから変更しなかった場合、ディレクトリは以下の場所になります。

    Linux: opt/database

    dbname

    データベース インスタンス名を指定します。

    デフォルトから変更しなかった場合、名前は cemdb になります。

    dbuser

    データベースのユーザ名を指定します。 デフォルトから変更しなかった場合、名前は admin になります。

    dbpwd

    指定したデータベース ユーザのパスワードを指定します。

    dbport

    データベースが Enterprise Manager およびその他のコンポーネントと通信するときのポートを指定します。 デフォルトでは、このポートは 5432 です。

    このスクリプトによりデータベースからすべてのデータが削除され、以下のメッセージが表示されます。

    Dropping database "cemdb"