z/OS でのサイレントモードによるインストーラの起動

インストーラの tar ファイルを展開すると、以下の 2 つのファイルが抽出されます。

runinstaller.sh： runinstaller.sh スクリプトを実行すると、インストーラが起動します。また、指定された応答ファイルが存在するかどうかの確認、および /tmp ディレクトリに 60 MB 以上の空き領域があるかどうかの確認も行われます。
<インストーラファイル名>.jar： Java コマンドを使用して、以下の例のようにサイレントモードインストーラを z/OS で起動できます。
```
java -cp <インストーラ ファイル名>.jar -f <応答ファイルの絶対パス>
```

注：以下の手順は、z/OS にエージェントをインストールする場合に適用されます。

z/OS でインストーラをサイレントモードで実行する方法

このスクリプトを実行する前に、以下のコマンドを実行して、環境変数 JAVA_HOME が存在することを確認します。
```
echo $JAVA_HOME
```
存在する場合は手順 3 に進みます。この変数が存在しない場合は、以下の作業を行ってください。
- runinstaller.sh スクリプトをテキストエディタで開きます。
- Java ホームを設定するための行を探します。
- 見つかった行のコメントをはずします。パスを変更して、Java ホームにするディレクトリを指定します。
- 変更内容を保存して、スクリプトを実行します。

以下のように入力して、スクリプトを実行します。

runinstaller.sh <インストーラ ファイル名>.jar -silent <応答ファイルの絶対パス>