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Enterprise Manager サービスの配置

複数の Enterprise Manager(EM)、つまりコレクタと MOM がある場合は、複数の Enterprise Manager 間に Enterprise Manager サービスを配置することができます。 サービスを配置しないと、Enterprise Manager サービスはすべて 1 つの Enterprise Manager 上で実行されるため、パフォーマンスが低下する場合があります。

注: システムに Enterprise Manager が 1 つのみ(スタンドアロン)の場合は、このトピックを省略できます。 Enterprise Manager がスタンドアロンの場合は、すべての Enterprise Manager サービスを 1 つの Enterprise Manager 上で実行する必要があります。

複数の Enterprise Manager がある環境で CA APM を起動すると、Enterprise Manager サービスはすべて最初のコレクタで開始されます。 すべてのコレクタが起動した後で、適切な Enterprise Manager に Enterprise Manager サービスを割り当てることができます。

以下の表に、Enterprise Manager サービスのタスクを実行する場合を示します。

注: Tess サービスは MOM ではなくコレクタで実行されます。

処理

実行するタスク

初めて CA APM を設定する場合

Enterprise Manager サービスの配置

Enterprise Manager 構成の変更

環境に Enterprise Manager を追加する場合

Enterprise Manager サービスの配置

Enterprise Manager 構成の変更

環境内の Enterprise Manager の IP アドレスを変更する場合

Enterprise Manager 構成の変更

環境から Enterprise Manager を削除する場合

Enterprise Manager サービスの配置(Enterprise Manager をシャットダウンする前に Enterprise Manager から Enterprise Manager サービスを移動する)

Enterprise Manager の削除

以下の Enterprise Manager サービスを配布できます。

注: クラスタ内では各サービスの 1 つのインスタンス(のみ)を実行することができます。 たとえば、TIM コレクション サービスを同時に 2 つの Enterprise Manager 上で実行することはできません。

DB クリーンアップ サービス

データベースから古いデータを削除します。

統計集約サービス

1 日 1 回データベースに統計を集約します。 デフォルトでは、集約は深夜に実行されます。 詳細については、「CA CEM レポート集約の概要」を参照してください。

TIM コレクション サービス

TIM がない場合(つまり、CA APM ではなく Introscope を実行している場合)、このサービスの場所は重要ではありません。

このサービスは、TIM によって収集されたデータを処理するために使用するサービスのグループで構成されます。 ログイン、障害、記録、CA CEM イベント、時間単位の統計、カスタマ エクスペリエンス メトリック、およびトランザクション検出の各処理についてのサービスが含まれます。

注: TIM コレクション サービスは、Enterprise Manager サービスの中で最も演算的に負荷の高いサービスです。

ほかの Enterprise Manager サービスはすべての Enterprise Manager に割り当てられます。 これらのサービスは配置できないため、[サービス]ページには表示されません。