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APM データベース
APM データベースのプラットフォームとして、PostgreSQL または Oracle のいずれかを選択できます。 いくつかの要因はユーザのデータベース プラットフォーム選択に影響を及ぼす場合があります。 たとえば、PostgreSQL データベースは簡単にインストールでき、構成および稼働中の管理が最小限で済みます。 PostgreSQL データベースも、Enterprise Manager インストーラから自動的にインストールできます。 このデータベースでは、データベースのインストール、データの整合性の維持、およびユーザ アクセスの制御を行うための個別のデータベース管理者は通常必要ではありません。 ただし、PostgreSQL データベースには、いくつかの制限があり、そのため、一部のデプロイ シナリオや組織に適さない場合があります。
一般的に、PostgreSQL または Oracle のいずれをデータベース プラットフォームとして使用するかを判断する場合には、以下の要因を考慮します。 これらの要因は、APM データベースを PostgreSQL から Oracle に移行することを計画する場合にも影響を及ぼすことがあります。
- インストール済みのデータベース インスタンスがない場合、Enterprise Manager インストーラを使用して、PostgreSQL を事前構成なしでインストールできます。
- データベース メンテナンスを最小限にし、環境を可能な限り単純な構成で維持する場合、PostgreSQL データベースを使用する方が、Oracle のデータベースを使用するより容易です。
- データベース管理者グループのサポートなしで APM データベースを管理する場合、PostgreSQL データベースに必要とされる管理オーバーヘッド、専門知識およびデータベースに特有のスキルは、より少なく済みます。
- 組織で使用するデータベースが特定のベンダーのデータベースに統一されている場合は、そのデータベース プラットフォームを使用する必要がある場合があります。
- 特定のデータベース プラットフォームに対して既存のデータベース管理者リソースおよび手順がある場合、そのデータベース プラットフォームを使用することで、それらのリソースを最も活用できる可能性があります。
- 既存のデータベース管理者がいない場合、Oracle のインストール、構成、および管理は、PostgreSQL データベースより難しい場合があります。
- 組織のデータベース構成要件が複雑な場合、PostgreSQL で提供されるものより、さらに高度な構成および管理オプションを必要とする可能性があります。
- 大容量の実運用環境を監視する場合、PostgreSQL で提供されるものより、さらに堅牢でかつ拡張性のあるデータベースを必要とする可能性があります。
注: APM データベースの詳細については、「CA APM インストールおよびアップグレード ガイド」を参照してください。
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