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introscope.enterprisemanager.memoryCache.elements

このプロパティは、内部の圧縮メモリ キャッシュで Enterprise Manager が保持するデータ ポイントの数を制御して、履歴データのクエリを高速化します。

各データ ポイントには、15 秒間のメトリック データが含まれます。 デフォルトの 32 個のデータ ポイントには、8 分間の履歴メトリック データが含まれます。

範囲は 32 (8 分)~ 11520 (48 時間)で、32 で割り切れる必要があります。

Workstation での使用が急増した場合に、問題切り分けを行うために 32 個のデータ ポイントより大きなキャッシュを設定できます。 たとえば、値を 240 個のデータ ポイントに設定すると、Enterprise Manager はメモリ キャッシュから最近 1 時間のすべての履歴クエリを提供できます。

このプロパティはホット設定可能ではありません。 このプロパティを変更した場合は、変更を有効にするために Enterprise Manager を再起動してください。

この値は 32 未満のデータ ポイントに設定することはできません。 32 未満に設定した場合、デフォルト値に設定されます。

値が 32 で割り切れない場合、その値は、32 で割り切れる最も近い数まで小さくなります。

重要: キャッシュ内のデータ ポイントの数を増やすには RAM が必要になります。 数ギガバイトの追加のヒープ メモリを持った 64 ビットのコンピュータを実行していない場合は、デフォルトより高い値を設定しないでください。 ヒープ チューニングの詳細については、「CA APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」を参照してください。

以下の計算を使用して、キャッシュに必要なヒープ メモリを計算します。 キャッシュされたデータ ポイント 1 つにつき、平均 32 バイトと仮定します。

データ ポイントの数 × 32 バイト × メトリックの数 = 必要なキャッシュ ヒープ メモリ

約 1 時間分のデータを保持するようにキャッシュを増加させることに決めて、値を 256 個のデータ ポイントに設定しました。 以下の式を使用して、必要なキャッシュ ヒープ メモリを計算します。

256 個のデータ ポイント × 32 バイト × 500,000 メトリック = 4.1 GB のキャッシュ ヒープ メモリ

Enterprise Manager のヒープ サイズを調べて、キャッシュ ヒープ メモリの要件に基づいて調整する必要があるかどうかを確認します。

デフォルト

32 個のデータ ポイント