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APM ステータス コンソールのクランプおよび重要イベントの設定

apm-events-thresholds-config.xml ファイル内の CA Introscope クランプ プロパティ、CA CEM クランプ プロパティ、および重要イベント プロパティのしきい値を設定できます。 これらのプロパティがしきい値に到達するか、またはそれを超過すると、Enterprise Manager は APM ステータス コンソールにそれを通知します。 クランプの情報は[アクティブ クランプ]タブに表示されます。 重要イベントの情報は[重要イベント]テーブル ビューに表示されます。

以下の手順に従います。

  1. <EM_Home>/config ディレクトリに移動し、apm-events-thresholds-config.xml ファイルをバックアップします。

    重要: ファイルのバックアップを無視しないでください。 設定したファイルが破損すると、プロパティ値がデフォルトに戻り、ユーザの設定はすべて失われます。

  2. 環境に合わせてプロパティを設定します。

    注: threshold value フィールドの値のみを設定してください。 他の clamp ID、importantEvent ID、description などのフィールドは、CA Introscope がシステムの監視時に使用するフィールドなので、変更しないでください

    1. apm-events-thresholds-config.xml ファイルを開きます。
    2. クランプおよび重要イベントのしきい値を変更します。

      たとえば、<threshold value="500000"/>(500000 は変更後の値)などとします。

  3. apm-events-thresholds-config.xml ファイルを保存して閉じます。

    Enterprise Manager は、60 秒ごとにおよそ 1 回発生するホット デプロイ中にユーザの設定を適用します。

    apm-events-thresholds-config.xml ファイルに構文エラーが見つかった場合、Enterprise Manager は以下のアクションを実行します。

  4. 必要な場合は、apm-events-thresholds-config.xml ファイルのトラブルシューティングを行います。
    1. apm-events-thresholds-config.xml ファイルを開きます。
    2. ファイルに構文エラーがないかどうかを確認し、必要に応じて修正を行います。
    3. ファイルを保存して閉じます。
    4. apm-events-thresholds-config.xml ファイルのエラーを検出または修正できない場合は、破損した apm-events-thresholds-config.xml ファイルを手順 1 で保存したバックアップ ファイルに置き換えます。
    5. 手順 2 ~ 3 を繰り返します。
  5. クラスタ全体の Enterprise Manager を設定する場合は、すべてのコレクタ、MOM、および CDV(デプロイされている場合)上で手順 1 ~ 4 を実行します。

    CA Introscope と CA CEM のクランプ プロパティおよび重要イベント プロパティによってすべての Enterprise Manager が設定されます。 apm-events-thresholds-config.xml ファイルがデプロイされ、プロパティがしきい値のレベルに到達したか、またはそれを超過したときにクランプと重要イベントのクランプがアクティブになります。