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itransport.override.isengard.high.concurrency.pool.max.size

このプロパティでは、同時出力ソケット接続の最大スレッド数を指定します。 数値を大きくすることで直接的に応答時間の改善につながるわけではありませんが、速度の遅い接続を切り離すことで、Enterprise Manager が大幅に速度低下するのを防ぐことができます。

デフォルト値の 5 は、ほとんどのスタンド アロン エンタープライズ マネージャおよびコレクタに適しています。 MOM には 1 つのコレクタ当たりに 1 つのスレッドが必要で、さらにおよそ 10 個の Workstation につき 1 つのスレッドが必要です。

特に MOM はネットワーク トラフィック ルータとして使用されるため、送信スレッド数を増やすメリットがあります。 それは、より多くの Workstation にサービスを同時に提供できるという理由のためのみではなく、いずれかのコレクタが過負荷になった場合にクラスタ全体がフリーズすることを防止できるという理由のためでもあります。

重要: サイズを大きくしすぎないようにしてください。スレッドの追加によるオーバーヘッドは、特に 32 ビットの JVM では OutOfMemory 例外の原因になります。

制約

整数である必要があります。

デフォルト値

5

transport.override.isengard.high.concurrency.pool.max.size=5

このプロパティについても「CA APM サイジングおよびパフォーマンス ガイド」で説明されています。