WatchDog は、Enterprise Manager プロセスの開始、停止、および管理を行うクロスプラットフォーム コマンド ライン ツールです。 また、このツールでは、既存の Enterprise Manager フェールオーバ機能をサポートするために、失敗した Enterprise Manager を再起動できます。
WatchDog コマンド ライン ツールは <EM_Home>/bin ディレクトリ内にあります。 以下のいずれかの方法でコマンドを呼び出すことができます。
注: WatchDog を使用するには、JRE 1.6 が必要です。
すべての WatchDog コマンドは、結果コードと共にコマンド ウィンドウまたはシェルに制御を返します。 WatchDog は実際には 2 つのプログラムで構成されています。
コマンド ラインからラインを受け取り、さまざまなアクションを実行して、結果を返します。
Enterprise Manager の稼働状況を監視し、停止した Enterprise Manager を自動的に再起動します。
注: WatchDog 以外のメカニズムでも Enterprise Manager を起動できるため、start コマンドは Enterprise Manager が起動中であるかどうかを常に認識できるわけではありません。 このため、Enterprise Manager が WatchDog に認識されずに起動した直後に WatchDog を呼び出すと、2 つ目の Enterprise Manager インスタンスの起動が試行されます。 Enterprise Manager の 2 回目の起動試行は失敗しますが、エラー結果は返されません。これは、発行されたコマンドが start のみであるためです。エラーは、<EM_Home>/logs 内にある Enterprise Manager ログ ファイルに記録されます。
結果的には、最初の WatchDog start コマンドの試行が成功し、WatchDog によって running コマンドが返されます。
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