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SmartStor メタデータの廃棄

SmartStor 内に履歴データがないエージェントを検索したり、メトリック リークおよびメトリック急増をクリーン アップするには、prune SmartStor ツールを使用してから、関連するメトリック メタデータをすべて削除します。

重要： Enterprise Manager は実行時に SmartStor データを作成するため、SmartStor ツールを実行するときには Enterprise Manager をシャットダウンすることをお勧めします。 Enterprise Manager の実行中に SmartStor ツールを使用すると、予測不能の結果が生じます。

以下の手順に従います。

1. Enterprise Manager をシャットダウンします。
2. コマンド プロンプトから、prune コマンドを実行します。

   例：

   Windows の場合： <EM_Home>¥tools>SmartStorTools.bat prune -src <データ ディレクトリへのパス> -dest <バックアップ ディレクトリへのパス>

   UNIX の場合： <EM_Home>¥tools>SmartStorTools.sh prune -src <データ ディレクトリへのパス> -dest <バックアップ ディレクトリへのパス>

   コマンドが正常に実行されると以下のようになります。

   • メタデータ ファイルは dest で指定したディレクトリに metrics.metadata という名前で バックアップされます。
   • Windows または UNIX コンソールに、prune オペレーション中に廃棄されたメトリックが表示されます。
   • *.data ファイルは src で指定したディレクトリから、dest で指定したディレクトリに変更されずにコピーされます。

Windows または UNIX コンソールの廃棄済みメトリック リストをテキスト ファイルにリダイレクトするには、コマンド内に >> 引数を含めます。
例： <EM_Home>¥tools>SmartStorTools.bat prune -src <データ ディレクトリへのパス> -dest D:¥backup >>D:¥console.txt

1. <EM_Home>/data ディレクトリ内にある metrics.metadata ファイルの名前を変更します。 例： noprunemetrics.metadata
2. <EM_Home>/data ディレクトリで test_regex コマンドを実行します。

   コマンドに含めた正規表現と一致するすべてのメトリックを表示したコマンド出力が、Windows または UNIX のコンソールに表示されます。 廃棄されたメトリックは存在していませんので注意してください。

   この test_regex コマンドは、大量のソケット メトリックを廃棄した場合などに実行します。

   Windows の場合：

   <EM_Home>¥tools>SmartStorTools.bat test_regex -metrics ".*Socket.*" -src <データ ディレクトリへのパス>
   UNIX の場合：
   <EM_Home>/tools>SmartStorTools.sh test_regex -metrics ".*Socket.*" -src <データ ディレクトリへのパス>
   

3. Enterprise Manager を再起動します。