Enterprise Manager config ディレクトリの構成

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Enterprise Manager config ディレクトリの構成

複数の Enterprise Manager があり、単一の Introscope インスタンスを使用してこれらを実行する場合、Enterprise Manager ごとに個別の構成ディレクトリを作成することができます。 Enterprise Manager ごとに、config、logs、data、traces の各ディレクトリのコピーを作成します。 config ディレクトリの各コピー内で、IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルの対応するプロパティが、config、logs、data、traces ディレクトリのコピーを指すように設定します。

個別の構成ディレクトリを作成することで、単一の Introscope インスタンス内にすべてのディレクトリを保持したまま、Enterprise Manager 別に config、logs、data、および traces ディレクトリを管理することができます。

Enterprise Manager に個別の構成ディレクトリを指定する方法

IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルを開き、以下のプロパティを変更します。
```
introscope.enterprisemanager.directory.config=config
```
デフォルトのディレクトリは config で、初めて Introscope をインストールしたときに作成される構成ディレクトリです。絶対パス（例： C:¥¥Introscope¥em1¥¥config）、または Introscope インストールディレクトリを基準にした相対パス（例： config2）のいずれかを使用して、このディレクトリの場所を変更します。 例： introscope.enterprisemanager.directory.config=
C:¥¥Introscope¥¥em1¥¥config

注： Windows 環境でパスを有効にするには、円記号を二重にしてエスケープする必要があります。
変更した IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルを保存します。
Introscope Enterprise Manager.lax ファイルを開き、以下のプロパティを変更します。
```
lax.nl.java.option.additional
```
このプロパティによって、Java のコマンドラインが変更され、複数のプロパティを持てるようになります。手順 1 で選択した config ファイルの場所を使用します。例：
```
lax.nl.java.option.additional=-Xms512m -Xmx1024m -Djava.awt.headless=false -Dcom.wily.introscope.em.properties=C:¥Introscope¥em1¥config
```
注：このプロパティでは、Enterprise Manager プロパティファイルのあるディレクトリ、または IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルを直接指定することができます。例：
```
-Dcom.wily.introscope.em.properties=C:¥Introscope¥em1¥config
```
または
```
-Dcom.wily.introscope.em.properties=
C:¥Introscope¥em1¥config¥IntroscopeEnterpriseManager.properties
```
Introscope Enterprise Manager.lax ファイルに加えた変更を保存します。
Enterprise Manager を再起動します。