バックアップ ユーティリティは、APM データベースの .backup ファイルを作成します。 バックアップ ファイル名はカスタマイズできます。 ファイル名を指定しない場合は、スクリプトにより、データベース名とファイル名サフィックス .backup から成る名前のバックアップ ファイルが作成されます。
APM データベースをバックアップする方法
以下の構文および引数を使用します。
[dbbackup-postgres.bat | sh dbbackup-postgres.sh][dbserverhostip] [dbinstalldir] [dbname] [dbuser] [dbpassword] [dbport] [outputfile]
引数は以下のとおりです。
データベースをホストするマシンの IP アドレス。 マシン上で直接実行している場合は、localhost を指定できます。
APM データベースのディレクトリの場所。
Linux では、パスにスペースが含まれている場合は、エスケープするか、または引用符で囲んでパスを指定する必要があります。 Linux では、たとえば、ディレクトリ /root/Introscope Enterprise Manager は、/root/Introscope¥ Enterprise¥ Manager と表すことができます。
デフォルトを変更しなかった場合、ディレクトリの場所は以下のようになります。
Linux: opt/database
Windows: <EM_Home>¥database
データベース インスタンス名を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を cemdb に設定する必要があります。 Oracle を使用する場合、この引数を Oracle システム識別子 (SID) に設定する必要があります。
APM データベースと関連付けるデータベース ユーザのユーザ名を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を admin に設定する必要があります。 Oracle を使用する場合、この引数を APM データベース スキーマ所有者に設定する必要があります。
注: これは、PostgreSQL データベース管理者のユーザ名ではありません。
APM データベースと関連付けるデータベース ユーザのパスワードを指定します。
データベースが Enterprise Manager およびその他のコンポーネントと通信するときのポート番号を指定します。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を 5432 に設定する必要があります。 PostgreSQL を使用しており、デフォルトを変更しなかった場合、この引数を 1521 に設定する必要があります。
データベース バックアップ ファイルを保存する既存のディレクトリの場所。 Linux では、パスにスペースが含まれている場合は、エスケープ処理したパスを指定する必要があります。 Linux では、たとえば、ディレクトリ /root/Introscope Enterprise Manager は、/root/Introscope¥ Enterprise¥ Manager と表すことができます。
ディレクトリを引用符で囲むことはできません。また、末尾をスラッシュにすることはできません。
(オプション)データベース バックアップ ファイルの名前。 このパラメータを指定しない場合は、スクリプトにより、指定されたデータベース名を含む、dbname.backup という名前のファイルが生成されます。 バックアップ ファイル名のサフィックスは、標準規則では .backup ですが、これは必要条件ではありません。
以下は、/opt/database/backups ディレクトリに cemdb.backup ファイルを生成する例です。
sh dbbackup-postgres.sh 127.0.0.1 /opt/database cemdb admin quality 5432 ./backups
スクリプトでエラーが発生した場合は、一般的に以下の原因が考えられます。
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
|
|