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webMethods Broker について

webMethods Broker は、アプリケーション間のドキュメントのルーティングを管理し、組織内および組織間に存在するビジネス プロセス、エンタープライズ システムとレガシー システム、データベースとその他のバックエンド システム、内部と外部のワークフローや Web サービスを結ぶリンクとして機能します。 webMethods Broker は、多種多様なプラットフォームとプロトコルにまたがる大量のメッセージングに対応するため、サービス指向アーキテクチャの内部でメッセージのルーティング、キューイング、保存、およびフィルタリングを処理します。‑

webMethods Broker は、クライアント プログラム間のドキュメントの交換を調整します。 以下のサービスが提供されます。

信頼性と安全性の高いメッセージ配信はビジネス サービスの提供とビジネス トランザクションの完了にとって重要な部分であるため、SOA extension for webMethods Broker には webMethods Broker のオペレーションとパフォーマンスのメトリックを監視するためのスタンドアロン エージェントが用意されています。

webMethods Broker の監視に使用されるスタンドアロン エージェントは、コア Java または .NET エージェントに対する拡張機能ではありません。 このエージェント(WilyWMBrokerMonitor)は、Java クラスをインスツルメントする代わりに、WmBrokerClient API を使用して webMethods Broker のコンポーネントとオペレーションのパフォーマンス情報を収集し、その情報を Enterprise Manager にレポートします。

WilyWMBrokerMonitor エージェントは、スタンドアロンのエージェントであるため、別個のソフトウェア パッケージとして配布され、独自の構成手順を必要とします。 たとえば、監視する Broker サーバの接続情報を設定したり、メトリックを収集するコンポーネントをカスタマイズするためにフィルタを追加したりする必要があります。

適切なエージェント プロパティを設定した後は、WilyWMBrokerMonitor エージェントを使用して webMethods Broker のサーバとクライアントのオペレーションを監視し始めることができます。