通常、Enterprise Manager 上に保存された依存マップ データは、検出されたアプリケーション間のすべての依存関係を表しており、展開されているサービス指向アーキテクチャの完全なモデルを提供します。 しかし、非常に大規模または複雑な SOA 環境では、すべての SOA コンポーネントとそれらの依存関係を完全に表現すると、Enterprise Manager 自体のパフォーマンスやオペレーションに影響する場合があります。
依存マップが Enterprise Manager のパフォーマンスに影響を与えないようにするために、マップのサイズおよび複雑さを制限する設定プロパティがあります。 デフォルトでは、これらの設定プロパティは、最大 5,000 のノードおよび最大 25,000 の依存関係(1 ノードあたり 5 つの依存関係という割合)に依存マップを制限します。
これらの制限を制御するために、IntroscopeEnterpriseManager.properties ファイルで以下の Enterprise Manager 設定プロパティを設定できます。
依存関係データがスタンドアロンまたはコレクタ Enterprise Manager で保存できるノードの最大数を設定します。
デフォルトでは、このプロパティは 5000 に設定されています。
依存関係対ノードの最大比率を設定して、スタンドアロンまたはコレクタ Enterprise Manager 上で保存できる依存関係データの全体的な複雑さを制御します。
デフォルトでは、このプロパティは 5 に設定されています。
ほとんどの組織の場合、SOA ネットワークには 5000 未満のコンポーネントが必要です。また、標準の依存関係比率は 1 つのコンポーネントあたり 1 つまたは 2 つの依存関係です。 デフォルト設定により、したがって、ほとんどの組織のニーズを超えるサイズおよび複雑さが可能です。 ただし、まれな場合ですが、デフォルト値を修正することもできます。 たとえば、以下のようにプロパティを修正することもできます。
たとえば、データの保存対象となるノードを減らすが、1 つのノードあたりの依存関係を増やすには、以下のようにプロパティを修正します。
com.wily.introscope.soa.dependencymap.max.vertices=2000 com.wily.introscope.soa.dependencymap.max.edge.ratio=8
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