SOA 依存マップでは、組織の環境内の SOA コンポーネントが 2 通りの方法で表示されます。
[物理モード]ビューと[論理モード]ビューとの違い、およびそれらの切り替えがどのように問題の解決に役立つかを示すために、以下の例を考えます。
サービスの問題を分析すると、根本原因としてあるサービスを特定しましたが、特定したサービスが分散サービスであることがわかりました。 ロード バランサは 5 つの別個のアプリケーション サーバにサービスの要求を分散させています。
このシナリオでのその問題の原因を見つけるには、次のことを把握する必要があります。
たとえば、論理サービスで 1 分間につき 100 回の呼び出しがあったが、5 つのインスタンスしか作成されなかった場合、この 100 回の呼び出しが個々のインスタンスにどのように対応しているのかを理解しておくことが重要です。 100 回の呼び出しの 90 回が単一のインスタンスに偏っていることがわかった場合、そのインスタンスに問題を切り分けて、問題を解決し、さらに、インスタンス上で増加した負荷の理由を分析できます。
SOA 依存マップでは、[表示]ドロップダウン リストを使用して、[物理モード]ビューと[論理モード]ビューを切り替えることができます。 これにより、サービスの論理および物理インスタンスを区別して、特定の物理インスタンスの問題がどのように論理サービスのパフォーマンス全体に影響を与えている可能性があるかを判断できます。
SOA 依存マップの[物理モード]または[論理モード]ビューを選択するには、以下の手順に従います。
SOA 依存マップがリフレッシュされ、選択したビューに基づいて SOA 環境が表示されます。 たとえば、[物理モード]ビューでオペレーションが表示されていて、[論理モード]ビューに切り替えた場合、SOA 依存マップはリフレッシュされ、SOA 依存マップの論理表示に基づいてオペレーションが表示されます。
デフォルトでは、Investigator ツリーで仮想エージェントのノードを選択しない場合、SOA 依存マップには[物理モード]ビューが表示されます。 [Virtual Agent]ノードおよびそのサブノードの場合、[論理モード]ビューがデフォルトで表示されます。
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