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トランザクション追跡用のフィルタの設定

CA APM for SOA を有効にすると、Workstation に namespace および operationname フィルタが追加されます。これらは、関心のあるトランザクションをすばやく分離するのに役立ちます。 たとえば、特定のサービスが重要なビジネス トランザクションで使用される場合、namespace フィルタにより、該当するネームスペースを含むトランザクションについて、すべての受信トランザクションをフィルタできます。 問題が発生しているネームスペースを特定するときは、operationname フィルタを使用して、問題の切り分けに役立つ 1 つ以上の特定のオペレーションについて、トランザクションをフィルタできます。

また、namespace および operationname フィルタを他のフィルタと組み合わせることにより、返されるトランザクション結果をさらに詳細に制御できます。 たとえば、[ユーザ ID]または[エラー]フィルタと namespace フィルタとを組み合わせて、両方の基準を満たすトランザクションのみを収集できます。

次の手順に従ってください:

  1. [Workstation] > [新規トランザクション追跡セッション]をクリックします。

    使用可能なフィルタはインストールしているコンポーネントによって異なります。

  2. 特定のフィルタをアクティブにするためのチェック ボックスをオンにします。

    たとえば、[最小トランザクション継続時間]チェック ボックスをオンにして、指定した時間より長く継続するトランザクションを検索します。 また、特定のパラメータ フィルタ([ユーザ ID]や[セッション ID]など)を使用して、指定した条件に一致するトランザクションに絞り込みます。

  3. CA APM for SOA およびそのほかの SOA プラットフォーム用のフィルタをアクティブにするためのチェック ボックスをオンにします。
  4. フィルタ タイプとフィルタ条件を選択し、値を入力して、大文字/小文字の区別を選択します。 [追加]をクリックして、使用可能なフィルタの一覧にこのフィルタを追加します。

    namespace と operationname のオプションは Web サービス用の標準のフィルタです。 これらのフィルタは、Oracle Service Bus、TIBCO BusinessWorks、または webMethods Integration Server のような SOA プラットフォームを通じて公開される Web サービスに適用できます。

    ただし、その他の SOA プラットフォームを監視している場合、トランザクションを収集するために、以下の追加のフィルタ タイプを使用できます。

    アダプタ ノード

    WebSphere Process Server アウトバウンド アダプタ

    ビジネス プロセス

    TIBCO BusinessWorks プロセス インスタンス

    webMethods Integration Server ビジネス プロセス

    WebSphere Process Server ビジネス プロセス

    ビジネス サービス

    Oracle Service Bus ビジネス プロセス

    ビジネス ステート マシン

    WebSphere Process Server ビジネス ステート マシン

    メディエーション フロー

    WebSphere Enterprise Service Bus メディエーション フロー

    メディエーション フロー オペレーション

    WebSphere Enterprise Service Bus メディエーション フロー オペレーション

    メッセージ サーバ

    IBM WebSphere MQ メッセージ サーバ

    プロキシ サービス

    Oracle Service Bus プロキシ サービス

    手動でネームスペースまたはオペレーション名を入力する場合は、フィルタに名前の正しいスペルを使用して、それらの条件に一致するトランザクションが見つかるようにします。

  5. フィルタ リストにフィルタを追加します。必要に応じて、フィルタを組み合わせてコンプレックス フィルタを作成します。 たとえば、ネームスペース用のフィルタを追加し、次にオペレーション名用の別のフィルタを追加できます。 定義したフィルタ リストで両方のフィルタを選択し、[AND]をクリックして、指定したネームスペースおよびオペレーション名の両方に基づいてトランザクションをフィルタできます。
  6. このセッションに使用するフィルタを選択し、[フィルタを設定]をクリックします。

    以前に設定したいずれかのフィルタが置き換えられます。 一度に有効になるのは、1 つのフィルタのみです。

  7. [追跡セッション期間(分)]フィールドで、トランザクション追跡セッションの実行にかかる分数を入力します。
  8. [追跡エージェント]セクションで、トランザクションを追跡するすべてまたは特定のエージェントを選択します。
  9. [OK]をクリックします。

    トランザクション追跡セッションが開始されます。