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CA APM for IBM z/OS® の機能

CA APM for IBM z/OS® は、z/OS メインフレーム プラットフォームを使用する組織のパフォーマンス チューニングとキャパシティ プランニングの要件を満たすように設計されています。 CA APM for IBM z/OS® は、さまざまな Java 対応 Web サーバを使用して、トランザクション環境を支援します。 この環境の情報を収集するため、CA APM for IBM z/OS® は CPUMethodTracer を使用します。

CA APM for IBM z/OS® は、カスタム トレーサを使用してデータを収集します。 CA Introscope® は、このカスタム トレーサを使用して、z/OS 下で実行される CA Introscope® 対応コンポーネントの Java コンポーネント レベルの CPU 時間情報を収集します。 カスタム トレーサは、Normal モードおよび Blame モードの両方で動作します。

注: CA Introscope® では、Blame モードは、インスツルメントされたアプリケーションでのコンポーネントの相互作用の追跡とコンポーネント リソースについて記述します。 Normal モードは、Blame モードが無効であるときのモードです。

System Overview サービスは、関連するジョブ プロセスおよびシステム パフォーマンス データに関する高レベルのシステム情報を提供します。 Java コンポーネント レベルの CPU 時間情報に対するカスタム トレーサと高レベル システム情報に対する System Overview サービスの両方を使用すると、Java コンポーネントのパフォーマンスを表示できます。 この Java コンポーネント パフォーマンス データは、現在使用されているシステム リソースと共に表示されます。

Blame モードのオーバーヘッドは大きいため、頻度が低いまたは重大案件に対してのみ CPU メソッド トレースで Blame モードを使用します。 通常のオペレーションの場合は、CPU メソッド トレーサに通常モードを使用します。