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Frontend メトリック

フロントエンド メトリックは CTG クライアント インスツルメンテーションによってキャプチャされます。 データは、アプリケーション サーバ(WebSphere など)内、またはスタンドアロン(WebSphere の外部)を実行しており、インスツルメントされている、ユーザが作成した CTG クライアント アプリケーション内でキャプチャされます。 フロントエンド メトリックは、実行されている CTG アプリケーションのタイプ(JCA、CCF、または ECI か EPI のいずれかのベース クラス)をキャプチャおよび測定するために使用されます。

メトリックは、集約レベル(たとえば、WebSphere アプリケーション サーバによって呼び出されているすべての ECI プログラム)でキャプチャされます。 詳細なメトリックは、個別のプログラム レベルまたはトランザクション レベル(たとえば呼び出された個別の ECI プログラムの統計)でキャプチャされます。 多くのメトリック(特に詳細なメトリック)は、BlamePoint トレーサを使用するため、一般的な形式が提供されます。

メトリック

定義

Aggregate Request Count

 

 

プログラムまたはトランザクションに対する要求が開始された合計回数。 オープン接続に失敗する場合(以下を参照)は、このメトリックが表示されない場合があります。

注: Aggregate Service Count の注を参照してください。

Aggregate Service Count

EPI は、複数のセットアップおよび実際の CICS トランザクションを実行しない分解フロー(AddTerminal、PurgeTerminal、DeleteTerminal)を使用します。 それらは、CICS へのアクティブな 3270 接続をセットアップする、唯一のサービス要求です。 このメトリックは、これらすべてのサービス タイプ要求数の集約を保持します。

注: Aggregate Request Count は、実際の 3270 トランザクションの呼び出しおよび応答(つまり、EPI 要求による 3270 バッファ、および CICS トランザクションからの関連する 3270 応答バッファの送信)を記録します。

Aggregate Errors Count

オープン接続、またはプログラムやトランザクションの開始の要求がエラーによって失敗した回数の合計。 このメトリックは、実際にエラーが発生した場合のみ表示されます。

Average Response Time

クライアント エンドから処理され測定される要求の平均応答時間(つまり、往復時間の合計)。

Concurrent Invocations

進行中だったプログラムまたはトランザクション要求の同時進行中の呼び出し数。

Errors per Interval

最新の測定間隔中(通常は 7 ~ 15 秒)にレポートされたエラーの数の合計。

Responses per Interval

最新の測定間隔中にレポートされた、CTG からの応答数の合計。

Stall Count

プログラムの要求が開始されたが、ストールの検出時間制限内に CICS による応答がない場合に、ストールが検出されたかどうかを示します。 ストールの検出時間制限は、IntroscopeAgent.profileintroscope.agent.stalls.thresholdseconds=nn プロパティによって設定されます。 nn 値は、ストールの検出時間を秒単位で指定します。

Client_to_CTG_Aggregates の場合は、以下の追加メトリックが追跡されます。

メトリック

定義

Aggregate Opens

 

 

CTG クライアントから CTG サーバに発行された、オープンな TCP または SSL 接続の合計。 CTG オープン接続が実行されるまで、CTG 要求を開始できません。

Open Response Time

クライアント エンドから処理および測定される接続オープン要求の平均応答時間。 つまり、CTG クライアントが CTG サーバ接続をオープンするまでに費やした往復時間の合計。