

はじめに
はじめに
このドキュメントでは、CA6000 MTP アプライアンス上で Multi-Port Monitor ソフトウェアをバージョン 10.1 にアップグレードする方法について説明します。 アップグレードするバージョンに応じて、アップグレード プロセスには、以下のアップグレードが含まれる場合があります。
- Vertica データベースの Vertica 6.1.2 へのアップグレード
- Napatech ドライバ パッケージの 13.0.6 へのアップグレード
- オペレーティング システムの CentOS 5.11 へのアップグレード
重要: Multi-Port Monitor は、オペレーティング システムおよび Multi-Port Monitor ソフトウェアのアップグレード中にトラフィックを監視しません。
ソフトウェア アップグレードが完了した後:
- データ監視が再開します。 アップグレードを実行する場合は、Multi-Port Monitor 上の負荷が少なく、理想的には通常の操作がシャットダウンされる保守ウィンドウ内で行うことをお勧めします。
- バージョン 9.2 以前からアップグレードする場合、既存データは、バージョン 10.0 で導入された新しい Vertica データベース スキーマにマイグレートされます。 このアップグレード後のデータ移行タスクは、Multi-Port Monitor 上の負荷が少ない方が早く完了します。 合理的な時間内に完了するには、50 億を超えるデータベース行がマイグレートされないようにします。
- この制限を超える日単位パーティションは、データベースの行が 50 億を下回るまで古いものから順にパージされます。
- 典型的な処理負荷を持つ Multi-Port Monitor の場合、データ マイグレーションは 8 ~16 時間以内に完了します。 負荷が高い場合、データ マイグレーションは 24 時間以内に完了します。
Multi-Port Monitor および CA ADA をアップグレードする場合、以下の点を考慮してください。
- MTP リリースをスキップしないでください。 MTP 10.1 に対してサポートされている唯一のアップグレード パスは、MTP 10.0 から MTP 10.1 へのアップグレードです。 それより前の MTP リリースを使用している場合、まず MTP 10.0 にアップグレードしてから、次に MTP 10.0 から MTP 10.1 にアップグレードする必要があります。
- CA ADA をアップグレードする前に、Multi-Port Monitor アプライアンスをアップグレードします。
- CA ADA を少なくともバージョン 9.3 に更新することをお勧めしますが、Multi-Port Monitor 10.1 の機能および機能性との完全互換を実現するには CA ADA バージョン 10.1 が推奨されます。
- CA ADA バージョン 10.0 および 10.1 は、Multi-Port Monitor バージョン 9.2 以下とは互換性がありません。 CA ADA マネージャをバージョン 10.0 または 10.1 にアップグレードする場合、MTP を同じバージョン(10.0 または 10.1)にアップグレードする必要があります。
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