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ケーブルの接続

アプライアンスには必要なケーブルがすべて付属しており、ケーブルにはラベルが付いています。

重要: アプライアンスの電源を入れるに、ケーブルを接続してください。

次の手順に従ってください:

  1. アプライアンスの背面の eth0 ネットワーク インターフェース カードに管理ケーブルを接続します。

    eth0_NIC

  2. Multi-Port Monitor Web インターフェースのネットワーク アクセスを許可するスイッチに管理ケーブルのもう一端を接続します。
  3. アプライアンスの背面のポートに各監視ケーブルを接続します。 詳細については、「監視ポートの識別方法」を参照してください。

    アプライアンスの背面の拡張アダプタおよびキャプチャ カード。

    : 2x10 Gbps キャプチャ カード(図示されていません)には、ポート 0 とポート 1 の 2 つのポートがあります。

  4. 監視するトラフィックを処理するスイッチ上のミラーリングされたポートに各監視ケーブルのもう一端を接続します。 詳細については、「ポート ミラーリング」を参照してください。
  5. アプライアンスの背面の USB およびビデオ ポートにモニタとキーボード用のケーブルを接続します。

    ソフトウェアをインストールするためにモニタとキーボードが必要です。

  6. (オプション)IPMI ケーブルをアプライアンス背面の専用 IPMI ネットワーク インターフェース ポートに接続します。

    IPMI Port

    注: アプライアンスの電源をオンにする前に、RJ45 ケーブルを専用 IPMI ネットワーク ポートに接続してください。 電源がオンになった時点で専用 IPMI ポートがネットワークに接続されていない場合、BMC コントローラは代わりに使用する共有 LAN ポートを探します。 間違ったポートが使用されているか、設定を後で変更したい場合は、新しい IPMI ポートが検出されるように、必ずアプライアンスの電源を入れ直してください。

  7. アプライアンスの背面にある差し込み口に電源コードおよびバックアップ電力コードを接続します。
  8. 各電源コードのもう一端を別の無停電電源装置に接続します。

    アプライアンスで IPMI 設定(オプション)および MTP ソフトウェアのインストールが可能になりました。

(オプション) IPMI サポートの設定

CA6300 MTP アプライアンスには、IPMI サポートのために、Nuvoton WPCM450 Baseboard Management Controller (BMC)が標準で付属しています。 Intelligent Platform Management Interface (IPMI)は、アプライアンスのリモート制御および電源の管理を行うだけでなく、電力、温度、ファン、その他 CA6300 の稼働状況に影響する要素に関連した環境アラートの送信に対するサポートを提供します。 IPMI 機能はオプションですが、使用することを強くお勧めします。

BIOS の設定により IPMI 用の CA6300 MTP アプライアンスを設定します。

Serial-Over-LAN (SOL)に対して COM ポートを有効にします。

  1. 起動時に Delete キーを押して、BIOS セットアップ ユーティリティを起動します。
  2. [Advanced]を選択します。 Enter キーを押して[Advanced]メニューを開きます。
  3. [Remote Access]を選択して Enter キーを押します。
  4. SOL に対して COM ポートを有効にします。

    有効にされたら、SOL 用の COM ポートにアスタリスク(*)が付きます。 ポートが有効でない場合は、COM2 または COM3 を選択し、[Enabled]を選択します。

キーボード、ディスプレイ、マウスの操作(KVMR)用に USB ポートをすべて有効にします。

  1. [Advanced]メニューから[Advanced Chipset Control]を選択し、Enter キーを押します。
  2. [Advanced Chipset Control]サブメニューから、[South Bridge Control]を選択し、Enter キーを押します。
  3. ボード上の USB ポートすべてが有効にされている(強調表示されている)ことを確認します。 必要に応じて、[USB Functions]を選択して[Enabled]を押すことにより USB ポートを有効にするか、または Enter キーを押してボード上の USB ポートをすべて有効にします。

IPMI 用 IP アドレスの設定:

  1. [Advanced]メニューから[IPMI Configuration]を選択し、Enter キーを押します。
  2. [IPMI Configuration]サブメニューで[Set LAN Configuration]を選択し、Enter キーを押して IP アドレスを設定します。
  3. BIOS セットアップ ユーティリティの手順に従って変更を保存し、終了します。
  4. CA6300 が起動します。

注: CA6300 MTP アプライアンスで使用可能な IPMI 機能の使用および設定に関する詳細については、http://www.supermicro.com/products/nfo/IPMI.cfm?pg=list を参照してください。