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メモリ

[メモリ]セクションでは、メモリ サイズ、使用中のバイト数と空きバイト数、およびバッファ処理の統計に関する情報が提供されます。

Linux では、プロセスで使用可能な十分なメモリが引き続き存在する場合でも高いメモリ使用率が表示される場合があります。 その理由は、オペレーティング システムが使用可能なメモリをディスク キャッシングに使用しますが(キャッシュ済み)、必要な場合にプロセスにこのメモリを譲るためです。 これは Linux オペレーティング システムの標準の動作であり、パフォーマンスの改善のために実行されます。

メモリ情報を解釈時には、以下の点を考慮します。

Multi-Port Monitor アプライアンスは、 64 ビットの CentOS Linux で実行されます。 メモリ情報は、Linux の「free –o」コマンドを使用して取得されます。 以下の列が表示されます。

合計

物理メモリまたはスワップ領域のバイトの総数を示します。

使用済み

使用中の物理メモリまたはスワップ領域のバイトの数を示します。 物理メモリに関しては、この数字にはキャッシュ済みのバイト数が含まれることに注意してください。

空き

物理メモリまたはスワップ領域の空き領域のバイトの数を示します。

バッファ

カーネル バッファによって使用される物理メモリのバイトの数を示します。

キャッシュ済み

カーネルによってディスク キャッシングに使用される物理メモリのバイトの数を示します。

Linux メモリ管理の詳細については、以下の記事を参照してください。