管理コンソール は、CA Observer Expert などでセッション分析用のパケットのエクスポートを可能にすると共に、セッション レベルの可視性を実現するように、CA Multi-Port Monitor と統合されています。
管理コンソール の[操作]、[インシデント]、または[エンジニアリング]タブで、時間枠、ネットワーク、サーバおよびアプリケーション設定を含む現在のレポート コンテキストが、CA Multi-Port Monitor 内のドリルダウン ビューに適用されます。
5 分精度を持ったネットワーク レベルで TCP セッションを分析する CA Standard Monitor と異なり、CA Multi-Port Monitor は、1 分精度のサーバと特定のクライアントの間の TCP セッションを分析できます。 さらに、CA Multi-Port Monitor を使用すると、TCP および非 TCP トラフィックなど、CA Multi-Port Monitor によって観測されているすべてのトラフィックのトラフィック ボリュームを分析できます。
管理コンソール レポートから CA Multi-Port Monitor 内のデフォルト分析に至るトラブルシューティング パスをたどる場合は、手始めに 1 時間などの比較的狭い時間枠を 管理コンソール レポート設定で選択することをお勧めします。 単一のネットワーク、サーバまたはアプリケーションにデータを限定するなど、レポートに適用するすべてのフィルタリングは、CA Multi-Port Monitor でデフォルト ビューをドリルダウンした後もそのまま残り、トラブルシューティング作業をネットワークの適切な領域に絞り込むことができます。
次の手順に従ってください:
[設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
ドリルダウンによりサーバ トラフィックを観測する論理ポートが自動的に選択されるようにするには、特定のサーバが選択されるように 管理コンソール のレポート設定を設定する必要があります。
[セッション分析]ボタンが無効な場合は、CA Multi-Port Monitor で監視されるサーバを選択するようにレポート設定を設定します。
CA Multi-Port Monitor が表示する分析メニューには、レポート設定のコンテキストに基づいてレスポンス時間メトリックが表示されます。
分析メニューの使用の詳細については、CA Multi-Port Monitor 製品ドキュメントを参照してください。
ヒント: すべてのサーバを表示するようにレポート設定を設定した場合に、CA Multi-Port Monitor に複数の論理ポートが設定されていると、[セッション分析]ダイアログ ボックスにより、分析するサーバ トラフィックを観測する論理ポートを選択するように求められます。 適切な論理ポートを選択し、[OK]をクリックして CA Multi-Port Monitor を開始します。
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