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一時的な中断
管理コンソール が Cisco WAE からのセグメント化されたアプリケーション パフォーマンス データの受信を一時的に停止した場合、管理コンソール は、最適化されていないサーバ SPAN からのデータを使用して、サーバ セグメントのアプリケーションについてレポートします。 管理コンソール では複数の基準を使用して、中断が一時的か永続的かを判定しますが、一時的な中断は通常 20 分以内です。
管理コンソール で一時的に、サーバ セグメントにおけるサーバのミラーリング スイッチ ポートからくる、最適化されていないアプリケーション データをレポートしているときには、以下の状態となります。
- [最適化]ページのすべてのメトリックは正確です(ただし、すべてのメトリックの入力があるとは限りません)。
- 最適化されていないセッションの測定はクライアントまたは WAN のセグメントに影響しません。
- 管理コンソール では常にサーバのミラーリング スイッチ ポートからのより正確なデータを使用するので、サーバ セグメントは正確です。
- 「ネットワーク ラウンドトリップ時間 [Server]」が[エンジニアリング]ページに表示されます。ここでは 100% のローカル ACK を取得しないために増大を示します。 あふれ測定によって、実際のネットワーク ラウンドトリップ時間がクライアントに示されます。
- RetransDelay [Server]および PacketLossPct [Server]もまた増大を示す可能性があります。
最適化データが再開すると、管理コンソール では自動的にアプリケーションのクライアント、WAN、およびサーバの各セグメントのセグメント化されたアプリケーション データをレポートします。
最適化された監視において、たとえば以下の場合に一時的な中断が起こります。
- 最適化の停止。 これは、追加のセッションの最適化に際して Cisco WAE にリソースがない場合に起こります。 最適化されていないセッションはあふれと呼ばれます。
- 監視の停止。 これは、CA Standard Monitor または CA Multi-Port Monitor が、割り当てられた Cisco WAE からくるパケット要約の受信を停止したときに起こります。たとえば、Cisco WAE デバイスとその割り当て済み 監視デバイス との間のリンクが中断したり、Cisco WAE がレスポンス時間データをエクスポートするよう設定されていない場合などです。
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