SPAN に関するその他の注意事項

SPAN を設定するときは、次の点に留意してください。

ソースポートは、Ethernet ポート、仮想 Ethernet ポートまたは VLAN インターフェースのいずれかです。標準の SPAN セッションは、同じ物理（ESX）ホスト上のソースと宛先のみを SPAN します。
宛先ポートは任意の物理（または仮想）Ethernet ポートです。ポートチャネルではありません。
SPAN セッションの宛先はすべて、同じホスト上にあります。たとえば、1 つの SPAN セッションで VLAN をソース（1 つのホスト上）に、2 つの宛先を別の物理ホスト上に置くということはできません。
Cisco Nexus 1000V には 16 の SPAN セッションという制限があります。しかし、同じソースを持つことができるのは（VLAN など）4 つまでです。以下の例では、どちらの監視セッションも VLAN 152 をソースとして参照します。したがって、VLAN 152 をソースとして使用して設定できるのはあと 2 つの監視セッションまでです。
```
monitor session 1
  source vlan 152 both
  destination interface Vethernet6
  no shut
monitor session 2
  source vlan 152 both
  destination interface Vethernet9
  no shut
```