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ドロップされたパケット数のトラブルシューティング

CA Standard Monitor で、短期間または長期間にドロップされたパケット数がレポートされることがあります。 この状態が持続する時間の長さは、さまざまな要因によって異なりますが、これらは以下のトラブルシューティング手順を実行することにより識別できます。

次の手順に従ってください:

  1. 監視 に対する SPAN 内の集約トラフィックの総量を評価します。 インバウンド データ レート(監視 によって監視されたアクティブ セッションの数ではなく)が原因でデータがドロップされている可能性があります。 これが、そのポートの使用率割合の統計です。

    監視デバイス に着信するデータ トラフィックの純量が多すぎる場合は、監視 上の監視ポートに SPAN (ポート ミラーリング)するデータの量を減らします。 管理コンソール がトラフィックのすべてを監視するように設定されている場合は、監視 を追加し、監視デバイス の間でサーバ SPAN の負荷を分散させる必要が生じることがあります。

  2. パケット 監視フィード 内のアクティブ セッションの総数を評価します。 監視 は、アクティブ セッションごとにレスポンス時間データを分離して計算するため、アクティブ セッション数が多くなるほど、新規の受信データの処理に与える影響が大きくなります。

    監視 は、管理コンソール に定義されたアプリケーション ポート、サーバ、およびクライアント ネットワークに一致する SPAN トラフィックを観測する際に、アクティブ セッションを作成します。

    管理コンソール を更新することによって、監視されたアプリケーション ポート、サーバ、およびクライアント ネットワークのリストを最適化できる場合には、監視 上の処理リソースを最適化できます。 管理コンソール が正しいアプリケーション、サーバ、ネットワークを監視している場合は、監視 を追加し、監視デバイス の間のサーバ SPAN をロードバランスする必要性が生じることがあります。

  3. ウィルス スキャン、スパイウェア スキャンおよび削除プログラム、システム バックアップ プロセスなどのバックグラウンド プロセスを評価します。 監視 上で実行される追加の各アプリケーションは、プロセッサの総使用率に影響を与え、監視 のインバウンド データ トラフィック処理能力を低下させます。 これらのプロセスでメモリ、CPU、プロセッサ、ディスク IO バスが多く消費されるほど、パケットがドロップされるまでに 監視 が実際に処理できるパケット数が少なくなります。

    利用可能な 監視 リソースを最適化するには、これらのアプリケーションを 監視 から削除します。