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CSV ファイルの作成

迅速に使用を開始するには、CSV ファイルにサーバ名および IPv4 アドレスのカンマ区切りリストを追加します。

サーバ名と IP アドレスの一方のみが含まれる場合は、インポートを実行する前に、定義のリストを編集できます。 たとえば、IP アドレスのみを含む CSV ファイルを作成し、対応するサーバ名を指定してからインポートを実行することができます。 管理コンソール は、インポートされるサーバのホスト名を解決するために DNS をクエリすることはありません。

管理コンソール で監視するサーバを指定する CSV ファイルを作成するには、以下の手順に従います。 CSV ファイルを作成するときは、カンマで各フィールドを区切り、以下のものを二重引用符で囲みます。

CSV 形式のサーバ定義の一例を以下に示します。 Austin DNS Server エントリは、CA Standard Monitor である ref-sa-coll がその「Packets」監視フィード 上で 192.168.100.2 のサーバ トラフィックを参照することを指定すると共に、デフォルトでは、「netqos」という SNMP プロファイルを使用してサーバをポーリングすることを指定しています。

"Austin DNS Server", 192.168.100.2, "ref-sa-coll", "Packets", "netqos"

次の手順に従ってください:

  1. austin_servers.csv などの .CSV 拡張子のテキスト ファイルを作成します。
  2. 独立した行にカンマ区切りの各サーバ定義を指定します。
  3. 各エントリでは、Server_Name,Server_IP,Monitoring_Device,Monitor_Feed,SNMP_Profile の形式を使用します。
    Server_Name

    サーバの名前を 管理コンソール で表示する場合は、50 文字以内で定義します。

    サーバのリストをインポートするとき 管理コンソール が DNS ホスト名を自動解決しませんので注意してください。

    Server_IP

    ドット付き 10 進表記法の 4 つの構成要素により、サーバの IPv4 アドレスを定義します。 アドレス形式を正しく指定しない場合は、インポートではサーバ名として IP アドレスが使用されます。

    Monitoring_Device

    (オプション)サーバのトラフィックを参照する 監視デバイス を定義します。 監視デバイス を指定する場合は、デバイス上の 監視フィード も指定する必要があります。 サーバをインポートすると、必要に応じて、管理コンソール が自動的に 監視デバイス および 監視フィード を再割り当てします。 監視フィード を指定しない場合は、管理コンソール が自動的に最適な 監視フィード を割り当てます。

    Monitor_Feed

    (オプション)サーバのトラフィックを参照する、監視デバイス 上の 監視フィード を定義します。 監視デバイス を指定する場合、Packets 監視フィード の Packet など、デバイス上の 監視フィード も指定する必要があります。 サーバをインポートすると、必要に応じて、管理コンソール が自動的に 監視デバイス およびフィードを再割り当てします。

    監視フィード を指定しない場合は、管理コンソール が自動的に最適な 監視フィード を割り当てます。

    監視デバイス 上の利用可能な 監視フィード 名のリストを参照するには、CA Standard Monitor または CA Multi-Port Monitor を編集します。

    SNMP_Profile

    (オプション)。 たとえば、SNMP 経由のパフォーマンス調査の一環としてサーバをポーリングするときに 管理コンソール で使用する SNMP プロファイル名を定義します。 有効な SNMP プロファイルが 管理コンソール によって検出されるようにする場合は、NULL 値("")を指定します。

  4. ファイルを保存し、管理コンソール にインポートします。

詳細:

監視デバイスの動作

SNMP プロファイル ディスカバリの仕組み