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Cisco WAAS の仕組み

Cisco WAE デバイス上の Cisco WAAS Flow Agent は、監視する サーバ IP アドレスのリストに対して 5 分ごとに 管理コンソール をポーリングします。 Cisco WAAS Flow Agent は、最適化されたトラフィックの一致する TCP ヘッダを持つパケット要約ファイルを、その割り当て済み CA Standard Monitor または CA Multi-Port Monitor に送信します。 分散 管理コンソール は必須です。

パケット要約ファイルは、CA Standard Monitor または CA Multi-Port Monitor の「WAN 最適化」 監視フィード で受信され、そこで監視対象のアプリケーション/サーバ/ネットワークの各組み合わせのレスポンス時間メトリックへと処理されます。

Cisco WAAS Flow Agent は、管理コンソール に保存されているサーバのリストに基づいてアプリケーション トラフィックを監視します。 Cisco WAAS Flow Agent で自動的に新しいサーバ トラフィックを監視できるようにするには、追加の 監視デバイス でサーバ SPAN を監視する必要があります。

Cisco WAAS Flow Agent では、最適化されていないトラフィックの TCP ヘッダは送信せず、レスポンス時間メトリックは計算されません。

Cisco NAM Metric Agent とは異なり、Cisco WAAS Flow Agent は以下を送信します。

• 計算されたレスポンス時間メトリックではなく TCP ヘッダが含まれるパケット要約ファイル。
• すべての最適化されたトラフィックではなく、サーバ リストに一致する最適化されたトラフィックの TCP ヘッダ。