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パフォーマンスしきい値の仕組み

パフォーマンスしきい値は、[エンジニアリング]ページから詳細なトレンド レポートを、簡単に読み取れる[操作]ページ上の棒グラフ レポートに変換します。

パフォーマンスしきい値により、パフォーマンスの問題を認識することができ、また 管理コンソール は問題を通知するか調査するためのレスポンスを自動的に開始できます。

しきい値は、各システムおよびユーザ定義のアプリケーションに対して存在する、許容範囲内のパフォーマンス動作の境界です。 しきい値は、以下の理由で重要です。

パフォーマンスしきい値が正しく設定されると、棒グラフ上の色は実際のパフォーマンス問題またはメトリックの劣化に相当します。 正確にしきい値を調整すれば、単に色を一致させるだけでこれらの問題の原因を特定できます。

黄色とオレンジの重大度インジケータは、マイナーなおよびメジャーなパフォーマンスの低下に注意を向けるよう意図されています。 ネットワーク ユーザがヘルプ デスク チケットをサブミットする要因となる実際の状況に、重大度インジケータが確実に対応するようにしきい値設定を調整することを推奨します。

管理コンソール がサーバまたはネットワーク上で低下したアプリケーションのパフォーマンスを確認すると、管理コンソール は自動的にインシデントをオープンします。 [インシデント]ページから利用可能なインシデントは、パフォーマンスの問題に関する情報の記録を作成します。

パフォーマンスしきい値設定が正しく調節された後、管理コンソール がネットワークとサーバのインシデントにどのように応答するかを選択します。たとえば、特定のクライアント ネットワーク上のアプリケーションのパフォーマンスが低下したときは電子メール通知を送信するなどです。

詳細情報:

インシデント レスポンスの管理

インシデントのオープンおよびクローズの仕組み