CA Standard Monitor には、レポートでの統計情報の監視に対するアプリケーションのキープアライブ メッセージの影響を制限するオプションがあります。 このテクニックでは、選択したアプリケーションのサーバ レスポンス時間(SRT)またはデータ転送時間(DTT)を最大値に制限することで、不要な SRT や DTT の観測が無視されるようにします。 値には、キープアライブの頻度をわずかに下回る任意の秒数を設定します。
アプリケーションがキープアライブを送信していると考えられる場合、観測値と SRT の逆比例の関係を調べ、ミリ秒範囲の代わりに秒範囲内の SRT 平均を確認します。 アプリケーションに対する最大 SRT を制限するために CA Standard Monitor を設定します。
非常に高いデータ転送時間(DTT)を生じるキープアライブをアプリケーションが使用していると判別される場合にも、同様の制限を適用して DTT をフィルタリングすることができます。
コンソールのビルトイン NRTT フィルタリングを使用して、CA Standard Monitor 上で SRT および DTT のフィルタリングを実行します。 通常、クライアントがアイドル状態の場合、アプリケーションのキープアライブによって SRT データが非対称になります。 NRTT フィルタリングは、業務時間外など、すべてのクライアントがアイドルである場合に便利です。 ただし、日中は、クライアント ネットワークで 10 のアイドル接続と 30 のアクティブ接続というのも容易にありえます。 NRTT しきい値を超えることは可能ですが、その場合も、その組み合わせの中の 10 のアイドル接続によってデータが非対称になります。
選択したアプリケーションのキープアライブの頻度が不明確な場合は、安全を見越して 10 秒から開始することをお勧めします。 サーバがユーザ リクエストの応答を開始する時間が 10 秒を超えることはまずないでしょう。 ほとんどの場合(必ずではありません)、キープアライブの頻度は 10 秒を超えます。
ランダムなポートを使用するアプリケーション(Microsoft Exchange 2007 など)の場合、ポートを識別する最も簡単な方法は、Outlook を使う方法です。コンピュータで Outlook を開き、netstat コマンドを実行して、Outlook が接続する動的ポートを記録します。
必要な設定は、CA Multi-Port Monitor でも利用できます。 ただし、デフォルト設定を変更するための手順は異なります。 詳細については、CA Multi-Port Monitor の製品ドキュメントを参照してください。
次の手順に従ってください:
LimitServerResponseParms.ini テキスト ファイルには、改行で分離した複数のエントリを指定できます。 ポート番号、および許可する SRT の最大を指定することにより、各アプリケーションの SRT を制限します。 SRT の最大値を、キープアライブの頻度よりわずかに小さい値に設定します。 たとえば、60 秒間隔で発生する Citrix キープアライブを無視するには、次のエントリを指定します。
/port=1494 /max seconds=59
/min port=<lowerPort> /max port=<higherPort> /max seconds=59
ポートが指定されていない場合、またはポートに 0 が指定されている場合、指定された制限はすべてのポートに適用されます。 ポート範囲の下限に 0 が指定されている場合も、結果は同じになります。このときポート範囲の上限の指定は関係ありません。
ファイル内で先に出現するエントリは、後に出現するエントリよりも優先度が高くなります。 このために、ポート範囲が重複するさまざまなルールがある場合、最初により特殊なエントリをリストすることが必ず必要となります。そうしない場合、あまり特殊でないエントリによってマスクされることになります。 以下に例を示します。
/port=23 /max seconds=15
/min port=100 /max port=200 /max seconds=50
/max seconds=120
このファイルは、SRT または DTT をポート 23 に対しては 15 秒、ポート[100-200]に対しては 50 秒、および他のすべてのポートに対しては 120 秒に制限します。
)をクリックして、[監視デバイスを同期]を選択します。
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