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NET2: サブネット出力ゲートウェイ アプライアンス

最新バージョン: 1.0.0-1

早見表

カタログ

システム

カテゴリ

ゲートウェイ

ユーザ ボリューム

いいえ

最小 メモリ

96 MB

OS

Linux

制約

いいえ

質問/コメント

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機能の概要

NET2 は、アプリケーションの外にあるネットワークに発信アクセスできるようにする出力ゲートウェイです。 OUT2 は、in 端子でアプリケーションからのトラフィックを受け付け、out 端子から外部ネットワーク(インターネットなど)に転送します。

NET2 には送信トラフィック(接続とデータグラム)のみを許可するファイアウォールがあります。すでに確立された接続用でないか、データグラム リクエストに関連しない受信トラフィックを除外します。 NET2 は、そのゲートウェイを通じてアクセスできる IP アドレスのセットをさらに制限するように設定できます。

NET2 はデフォルト ネットワーク ゲートウェイ、およびその端子に接続されたアプライアンス用の DNS サーバとして動作します。

注: ゲートウェイ出力端子のみを NET2 の in 端子に接続する必要があります。

NET2 は、ホスト名が実行時に判別される(MX DNS レコードまたは Web をトラバースする必要がある検索エンジン ボットから取得されるメール サーバ アドレスなど)アプリケーション外部のサービスにアクセスするために使用されます。

境界

リソース

リソース

最小

最大

デフォルト

CPU

0.05

4

0.05

メモリ

96 MB

2 GB

96 MB

帯域幅

1 Mbps

2000 Mbps

200 Mbps

端子

名前

方向

プロトコル

説明

in

in

任意

受信トラフィックをすべて受け付けます。

out

out

任意

すべてのトラフィックを外部ネットワーク(インターネットなど)に転送します。

mon

out

cce

パフォーマンスとリソースの使用状況統計用の出力

送信トラフィックには out 端子が使用されます。 この端子は、アプリケーション設定エディタの[インターフェース]タブで設定します。

デフォルト インターフェースは有効です。 これはメンテナンスに使用されます(受信 SSH 接続)。

ユーザ ボリューム

なし

プロパティ

名前

タイプ

説明

dns1

IP アドレス

すべてのトラフィックの転送先となるリモート ホストを定義します。 ホストの DNS 名か、ドット記法によるホストの IP アドレスです。 このプロパティは必須です。

dns2

IP アドレス

remote_host の DNS 名から IP アドレスへのマッピングを確認するときに OUT2 が使用する、秒単位のポーリング間隔(remote_host が DNS 名として指定される場合にのみ使用されます)。 0 に設定すると、ポーリングは無効になり、変更の検出を試みません。

デフォルトは 3600 秒 (1 時間)です。

allowed_hosts

String

プライマリ DNS サーバを定義します。 リモート ホストがその IP アドレスによって指定されている場合のみ、空白にしておくことができます。そうでない場合は指定する必要があります。

デフォルトは空白です。

denied_hosts

String

プライマリ DNS サーバが応答しない場合に使用されるセカンダリ DNS サーバを定義します。

デフォルトは空白です(使用しない)。

エラー メッセージ

アプライアンスが開始に失敗すると、以下のメッセージが、アプライアンスのログ ファイルまたはグリッド コントローラのシステム ログのいずれかに表示される場合があります。

典型的な使用状況

以下の図は、NET2 を使用してメール転送時にインターネットにアクセスするシンプルなメール サーバ アプリケーション用の NET2 の典型的な使用状況を示しています。

各部の概要

in2 は、受信接続を mailman サーバに渡します。 mailman は、メール リクエストに対応し、net2 ゲートウェイ経由で送信メールを送信します。 メールはメッセージごとに 2 段階で送信されます。最初にターゲット メール サーバの DNS リクエストを送信し、次にそのサーバにメッセージを送信します。 net2 ゲートウェイは、mailman サーバから指定された DNS サーバに DNS リクエストを転送し、ターゲット メール サーバへの接続を確立します。

以下のセクションでは、いくつかの典型的なユーザ ケースとともに NET2 の設定について説明します。

標準ドメインへの無制限のアクセス

このモードでは、通常のネットワーク ゲートウェイ(ISP 経由でのインターネットへの LAN 接続など)と同様の方法で、NET2 を設定します。

例:

out 端子には、グリッド コントローラから提供される使用可能な IP アドレスのプールから、有効な IP アドレスを設定する必要があります。 out 端子用のネットマスクとゲートウェイは、グリッド コントローラから自動的に取得されます。

プロパティ名

説明

dns1

192.168.1.2

プライマリ DNS サーバ。

dns2

192.168.1.2

バックアップ DNS サーバ。

注: 多くの企業には、自社のプライベート DNS サーバを介してのみ解決できる内部ドメイン(.local、.localdomain など)があります。 そのようなドメインを使用するには、dns1 と dns2 のプロパティを、それらのプライベート DNS サーバを指すように設定します。 以下の可能なホスト制限機能も参照してください。

ルート DNS サーバを使用した標準ドメインへの無制限のアクセス

このモードでは、NET2 は特定の DNS サーバを必要とせず、一連のあらかじめ設定されたインターネット ルート サーバを使用します。

例:

out 端子には、グリッド コントローラから提供される使用可能な IP アドレスのプールから、有効な IP アドレスを設定する必要があります。 out 端子用のネットマスクとゲートウェイは、グリッド コントローラから自動的に取得されます。

このモードでは、NET2 はルート DNS サーバにアクセスします(そのアクセスを行わないと、NET2 はすべての DNS クエリに失敗します)。

ルート DNS サーバを使用した標準ドメインへの無制限のアクセス

このモードでは、NET2 は特定の DNS サーバを必要とせず、一連のあらかじめ設定されたインターネット ルート サーバを使用します。

例:

out 端子には、グリッド コントローラから提供される使用可能な IP アドレスのプールから、有効な IP アドレスを設定する必要があります。 out 端子用のネットマスクとゲートウェイは、グリッド コントローラから自動的に取得されます。

重要: このモードでは、NET2 はルート DNS サーバにアクセスします(そのアクセスを行わないと、NET2 はすべての DNS クエリに失敗します)。

プライベート ドメインへの制限付きアクセス

このモードでは、NET2 は指定されたネットワークのみへのアクセスに制限され、特定のホストやサブネットワークを許可または拒否します。

例:

out 端子には、グリッド コントローラから提供される使用可能な IP アドレスのプールから、有効な IP アドレスを設定する必要があります。 out 端子用のネットマスクとゲートウェイは、グリッド コントローラから自動的に取得されます。

プロパティ名

説明

dns1

192.168.1.2

プライマリ DNS サーバ。

dns2

192.168.1.2

バックアップ DNS サーバ。

allowed_hosts

192.168.1.0/24 192.168.2.0/24

許可されたサブネット。

denied_hosts

192.168.1.0/24 192.168.2.0/24

これらの IP アドレスにはアクセスできません。

注: このモードでは、DNS サーバを許可されたホストのセットに含める必要があります。

メモ

一般に、端子内の NET2 に接続される唯一の出力端子タイプはゲートウェイ出力です。 これらの出力は、対応するアプライアンスのデフォルト ゲートウェイとして機能し、複数ホストへの接続を許可する点で標準出力と異なります(標準出力では単一ホスト アクセスとなります)。 視覚的には、標準出力が赤い矢印で表示されるのに対し、ゲートウェイ出力は端子形状の中の青い正方形で表示されます。上記の使用例を参照してください。

出力端子タイプの詳細については、「ADL 言語リファレンス ガイド」を参照してください。

アプライアンス内でオープン ソース/サードパーティ ソフトウェアを使用

NET2 は、ベース クラス LUX6 で使用されるサードパーティのオープン ソース パッケージに加えて、以下のサードパーティのオープン ソース パッケージを使用します。

ソフトウェア

バージョン

変更

ライセンス

メモ

bind

9.8.2-0.10.rc1.el6_3.2

いいえ

ISC ライセンス

ダウンロード ページ

bind-libs

9.8.2-0.10.rc1.el6_3.2

いいえ

ISC ライセンス

ダウンロード ページ

iptables

1.4.7-5.1.el6_2

いいえ

GPLv2

ホームページ

audit-libs

2.2-2

いいえ

GPLv2

該当なし

audit-libs-python

2.2-2

いいえ

GPLv2

該当なし

dbus

1.2.24-5.el6_1

いいえ

AFLv2.1

該当なし

dbus-libs

1.2.24-5.el6_1

いいえ

GPLv2

該当なし

libselinux-python

2.0.94-5.3

いいえ

パブリック ドメイン

該当なし

libselinux-python

2.0.94-5.3

いいえ

パブリック ドメイン

該当なし

libselinux-utils

2.0.94-5.3

いいえ

パブリック ドメイン

該当なし

libsemanage

2.0.43-4.1

いいえ

GPLv2

該当なし

libsepol

2.0.41-4

いいえ

LGPLv2.1

該当なし

policycoreutils

2.0.83-19.24

いいえ

GPLv2

該当なし